各国戦略
イタリア †
イタリア。文明と歴史、食と愛、そして情熱と文化。そんな親しみの思いを抱きやすい国。だがこの国は少し前まで、未曾有の危機に陥っていた。
第一次世界大戦時に交わされた「ロンドン密約」。未回収のイタリアの領地と多額の賠償金を獲得する約束は、英仏によって見事に反故にされた。
イタリア人は失意に堕ち、不況に呑まれ、失業者が溢れた。そんな時、神を信じず、武力と結束によってイタリアを再興させようとする男がいた。
――ベニート・ムッソリーニ。スイス放浪期に社会主義者のレーニンと親しくなったといわれる彼は、新たに掲げる思想「ファシズム」を片手に立ち上がった。
彼がローマ進軍から教皇の一任で政権を獲得して数年。世界が再び大戦の波に飲まれようとしているとき、彼はイタリアとファシストを何処に導くのか。
7大国の一つ。チュートリアルでプレイするのもこの国家である。
7大国の中では国力が低い方で、軍事面も突出した強みが少ない代わりにややこしいイベント、NF、デバフがないのが特徴。
内政・軍事共に自由度がかなり高く、陸海空いずれも運用可能なことから初心者にもおすすめされる。
1.9.*時点では史実通り枢軸陣営に入り、ドイツと共に連合と戦う枢軸ルートか独自陣営を立ち上げ、東欧・南欧国家を味方につける新ローマ帝国ルートに分岐する。一応スペインルートもあるがおまけに近い。
DLCのWtTがあればローマ帝国を再興させて世界最強の大国となることも可能になる。
NFは数こそ少ないものの研究系NFの質が高く、初期海軍も米英日に次ぐ多さから軍事面は陸海空どの方面も伸ばしていける。
一方で軍事面の人材が非常に弱く、7大国はおろか中堅国にすら劣りかねないレベル。海軍も仮想敵国のイギリス(+フランス)はかなり強い。
またファシストかつ周辺国より国力が高いので初期拡張の自由度は高いが、周辺国の独立保証周りがややこしいため、しっかりとした下調べが必要になる。
なお1.9.0アップデートやDLC追加による環境変化から過去Verの攻略が通用しなくなりつつあるので注意。(イタリア自身は何も変わっていないのだが……)
歴史の概要 †
ファシズムの勃興により、 イタリアは新たな栄光の時代に突入した。 この勢力は現在、 成長を続けるイタリア植民地帝国にエチオピアを加えんとしている。 しかしムッソリーニの野望はそこでは止まらない。
地中海の制覇はイタリアの運命であり、 新たな秩序がヨーロッパで形作られつつある。 変革の波が押し寄せた時、 イタリアは欧州の頂点に居場所を見つけなければならない、 さもなくば流される危険性があるのだから。
データ †
▼国家データ詳細
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▲国家データ詳細
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基礎国力 †
工場 †
- 燃料
Ver1.6より追加。見やすく改変し、不要なものは省略。
- 現在の燃料:58.1k
- 一日当たりの獲得:48
- 燃料容量:232.5k
- 最大消費量:10.3k
- 陸軍:207/日
- 空軍:1.5k/日
- 海軍:8.6k/日
資源 †
人的資源 †
- 中核州における適齢人口(41.25M)の2.5%
- 非中核州における適齢人口(2.49M)の0.049%
- 毎月の国内成長
政治 †
支持率 †
初期の政体はファシストで指導者は御馴染、Benito Mussolini。実は元社会主義者で、あのレーニンも認める程の人物だったのだが、WW1で奮闘したイタリア兵を批判したため見限り、独自のファシストを立ち上げることになった。
45年パルチザンの手によって略式裁判を経て処刑された、潔く「心臓を撃て」といった模様。なおこの後、蹴られ、撃たれ、物を投げられと遺体を損壊させる行いが起きた。その後何らかの理由(中世の再現、遺体の損壊を防ぐため等)で逆さづりにされた。
この時のパルチザンと群衆を見たアメリカ人は「邪悪で堕落しており、自己を抑制できていない」と嫌悪感を持って証言している。最終的に連合軍部隊が事態を聞きつけてロレート広場に現れ、パルチザンを追い払って遺体を回収している。
ヒトラーとは仲は良かったがユダヤ関連では距離を置いた、ただし黒人は根っから嫌っていた。今日においてはヒトラーと違い、マフィアをほぼ根絶した等の政策もあってかムッソリーニの評価はそこまで低くはない。
民主主義はFerruccio Parriで反ファシスト、パルチザンのリーダー81年死亡。
共産主義はPalmiro Togliattiで27年から64年までイタリア共産党書記長であった。48年銃撃(暗殺)されるも重症ながら生き延びた。64年死亡。
中道はVittorio Emanuele IIIが元首のイタリア王国になる(一応ムッソリーニ時代も王国なのだが…)説明は下の国民精神に書いてあるため割愛。
安定度・戦争協力度 †
- 次の影響を受けている(安定度)
戦時:-30%
与党の支持率:+11.4%
ヴィットーリオ・エマヌエーレ3世:+5%
- 次の影響を受けている(戦争協力度)
侵略戦争:-20%
艦隊の誇りを保持:+5%
国民精神 †
- 骨抜きにされた勝利
共産主義者との外交を容認:-10
民主主義者との外交を容認:-10
ファシストとの外交を容認:+10
戦争目標正当化時間:-5%
- ドイツの軍事援助
陸軍ドクトリン研究速度:+5%
空軍ドクトリン研究速度:+5%
政治顧問 †
なんと12人(+1人)も擁する政治顧問大国。だが、政治力+15%してくれる寡黙な勤勉家は存在しない。ある意味イタリアらしい。
やりたいことに合わせて政治顧問を雇える。流石はチュートリアル国家である。
工場や造船所、精製所の建設速度を上げてくれる戦争産業家や産業指導者は是非雇いたい。
企業 †
控えめに行って貧弱である。特に戦車設計社のフィアットや艦船設計社のアドリア海造船所連合は基礎的な能力しか持たない。航空機設計社も実は汎用。工業も産業だけ。詰まる所、中小国と同レベルどころか一部中小国(スウェーデン等)に劣っているとさえ言える…ないよりはマシ程度である。
理論家 †
優秀の一言に尽きる。まず陸軍は大規模作戦か電撃戦かの二択だ*1。
海軍においては艦隊保全主義、空軍においては作戦整合性と、各ドクトリンの方向性が示されている。核研究家はいないが、ロケット研究家はいる。
ただ、何故複数雇用できない理論家に一級品の人材が集結したのか。*2長官や最高司令部に回してほしいと切に願いたい。
参謀 †
貧弱の一言に尽きる。むしろ、雇うほうが政治力の無駄ではないかと疑問が出る始末。とりあえずお好きなのでいいです。
- 最高司令部
長官よりマシ程度。陸軍に至っては長官ともども壊滅的。ただ、長官とかぶっているものも多い。
唯一、地上支援*3を上げてくれる「戦術爆撃」のムーティは優秀な人材。CASや術爆を使うなら効果は大きい。
それ以外は陸軍なら師団回復率を上げる「陸軍再編成」や歩兵師団の攻防を上げてくれる「歩兵部隊」。海軍なら主力艦の攻撃と装甲を上げてくれる「主力艦」。空軍なら上記の地上支援をあげてくれる「戦術爆撃」。
しかしどれも専門家ばかりで効果が今一つなのが悩みどころ。つまり、2人揃ってやっと1人前である。
余談だが「陸軍再編成」のマリオ・ロアッタはLaR導入時に「幻惑の紳士」として政治顧問枠にもいる。同じ人物が閣僚を兼任するの世界全体で見ても珍しい。
技術 †
陸軍 †
- 歩兵技術
- 車両技術
- 支援部隊技術
- 装甲技術
- 砲兵技術
海軍 †
- 艦艇
- 駆逐艦
- 軽巡洋艦
- 重巡洋艦
- 巡洋戦艦
- 戦艦
- 潜水艦
- 輸送艦
潜水艦以外は儀燭廼母に至っては手つかず。もっとも強力な海軍が必要になるのは随分先の話、ゆっくり研究していこう。
空軍 †
- 航空機
- 33年式戦闘機
- 36年式近接航空支援機
- 36年式対艦攻撃機
- 33年式戦術爆撃機
産業 †
兵力 †
陸軍 †
- 編制
▼Divisione di Fanteria
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▲Divisione di Fanteria
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▼Divisione Alpina
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▲Divisione Alpina
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▼Divisione Coloniale
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▲Divisione Coloniale
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▼Divisione Celere
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▲Divisione Celere
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▼Raggruppamento Celere
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▲Raggruppamento Celere
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- 展開
展開している師団は合計で39師団。見てもらえばわかるが、充足しきっていない師団が幾つか存在している。歩兵装備と支援装備の増産を薦める。Divisione Colonialeに関しては新兵(0%)であるため、エチオピア戦争終結後は解散させても良いだろう。
- 元帥
元帥は三名だが、酷い能力である。守旧派持ちは2名であり、彼らは成長が遅い。Rodolfo Graziani元帥に一手を担ってもらいたい。全体的にレベルが低く、人数も少ないのでので中堅国以下である。
海軍 †
- 提督
※Topic
【レベル分野】
・操艦……退却中の艦隊速度及びポジション値にバフをかける。つまり、数値が高いほど逃げやすく主力艦がやられにくくなる。少ない直衛艦で効率よく主力艦を守れる非常に重要なステータス。
・編成……艦隊協調性に微々たるバフを与える。説明によると、艦隊の範囲と任務効率を向上させ、大艦隊の指揮が可能になるとのこと。艦隊協調性が具体的に何を意味しているのかは後々わかるだろうが、主力大艦隊を指揮させるのであれば高い提督のほうが良いだろう。
【人物背景】
・戦艦第一主義者……海軍対空攻撃:-20%、主力艦攻撃:+10%。対空攻撃の減少が非常につらいので、陸上からの航空支援や空母からの航空支援を必要とする。半面、メリットは素晴らしいバフを受ける。
・紳士的……海軍指揮統制率:+5.0、敵の撤退確率:+20%。互角の戦いで勝ちやすくなるが、仕留めきれない轟沈させにくい=という致命的な欠陥がある。
・航空愛好家……航空管制官経験値係数:50%。航空管制官という特性を習得しやすくなる。空母運用提督にしてあげよう。
・砲術の達人……鋼鉄の古強者経験値係数:50%。鋼鉄の古強者という特性を習得しやすくなる。戦艦運用提督にしてあげよう。
・大胆不敵……軍艦の速度:+10%、ダメージ:+5%。デメリットがない優秀な人物背景なので、所持している提督は使用しよう。
・経歴ある士官……指揮官の経験値獲得:+10%。この背景を持つ提督は単純に育ちやすいので積極的に使っていこう。
【特性】
・優れた戦術家……ポジション値:+25%。主力艦保護には必須。
・監視者……偵察能力:+10%。偵察艦隊の指揮官には必須。
・封鎖線突破の専門家……退却決定時機:+20%、退却中の艦隊速度:+15%、退却中の輸送船の速度:+5%。沈まないことが第一になったVer1.6の海戦では、非常に重要な特性。
・鋼鉄の古強者……主力艦装甲:+10%。主力艦が沈みにくくなる神特性。単純に見ても海軍将校や司令部で得られるクラスのバフを実質タダで得ているのだから素晴らしい特性である。
【提督の評価】
全体的にレベルが低いが、その中でもレベル2のAngelo Iachino提督は育成しがいのある素晴らしい素質を持つ。所持している人物背景が優秀なので、レベル3提督よりも優先して使用しても良い。
戦艦主体の主力艦隊には主力艦バフを複数持つを持つCarlo Bergamini提督が適任だ。
空軍 †
諜報員 †
イタリア人警察官、イタリアが降伏して王国側についた。その後はアメリカに情報を流していたが、44年3月17日に捕まり、同年の3月24日に処刑された。
概説 †
国力 †
初期ICは50。その多くをイタリア北部に集中させている。経済法は【部分動員】だが、最初から【戦争経済】に移行可能なので消費財の民需工場も少ないだろう。
使用できる人的資源は開始時に1M以上。未使用は770K。しかし、徴兵法が【限定的徴兵】なのにこれなので、若干心もとない。
それらの事情も鑑みつつ、各データを読み解いていこう。
- 工業力
七大国にしては50と工業力が少ない。が、となりのフランスよりかはよっぽどマシ。資源小国なので民需工場を輸入に回さなければならない点が不安要素。
また、イタリアの建設用地は拡張性に欠ける。ドイツ、ソ連、アメリカのような工業国家にはなれないだろう。
工業力、そして人的資源の乏しさは拡張で補うほかない。まあ、そこいらの小国より大分マシなので、文句はいけない。
- 資源
貿易法が【輸出制限】なので、保有資源25%が貿易に出される。取り合えず石油とゴムがまったくない。鋼鉄もこのままではまず足りない。
足りない資源は基本的に貿易で賄うことになるが、石油の多くとゴムのほぼ全ては連合国が抑えているので対策は必須。
まず油田がないのがヤバイ。燃料も備蓄が1/4程度しかないのでめっちゃヤバイ。ルーマニアからたくさん油田をもらおう。戦時でなければベネズエラ、海上輸送が不安な戦時ならソ連からもらおう。
アフリカから中東に進出して油田確保に乗り出すのも一つの手。生産に必要なくなった石油だが、燃料がないと空軍は機能停止し海軍は史実よろしく置物になってしまうだろう。
ゴムは、合成工場を1から研究して建設するという手段がある。研究にも建設にも時間が掛かるが確実な対策だ。石油も多少手に入る。
鋼鉄だが、多くはドイツからの輸入に頼ることになる。隣国に領有権を主張してもいいが周辺国家の鋼鉄少な目なので侵略戦争だけで賄うのは難しい。
陸軍にしても海軍にしても空軍にしても、拡張するためには貿易することが大事になる。
- 人的資源
人的資源に関しては、南チロル以外の全てが人口1M越え。より多いのは北部やナポリのあるカンパニア。
イタリアの弱点は、七大国中の人的が少ない事が挙げられる。中核州人口40M代というのは、イギリスやフランスと同等の人的資源しかないという事。
英国(やフランス)なら傀儡国の人的を使うことでカバー出来るが、イタリアの場合、エチオピアを傀儡にしても、そこまで多くの師団が作れるわけではない。よくAIイタリアの人的資源が枯渇しているが、これは単純に総数が少ないだけ。
日本やドイツの中核州人口が60M代というのも考慮してもらえばわかりやすいか。よって、イタリアでの世界征服の場合、最も重要なのは人的の節約である。
DLCのWtTを導入していれば、ローマ帝国を再興し、中核州人口を爆発的に増加させることが出来るが、それが出来るのはゲームの後半から終盤にかけてと思った方が良い。何よりそれが出来る頃には大勢が決してしまっているのが残念。
日本のようにNFやディシジョンで人的を増やせるわけでもないので、電撃戦ドクトリンの死守ルートを採用するのも一考に値する。大量突撃よりはイタリアの国情にあっていると思われる。
陸軍は一応、フランスくらいは食えるだけの戦力がある。が、海軍は空母0、戦艦2。仮想敵国であるイギリスとの正面切っての決戦は諦めた方がいい。
ついでに言うと空母は開発すらされていない。但し、空母の研究ボーナスは3つももらえるため、1944年式空母の運用も充分実用圏内。後述するようにドクトリンは「艦隊保全」前提になってしまっているが。
Ver.1.6にて、海軍艦艇の人口が減り、相対的に未使用の人的資源が増加した。
政治 †
- 安定度
基本値60%だが、戦時でなければ国民精神と与党の支持率で76%を保証されている。国民精神のエマヌエーレの+5%が地味にうれしい。NF【アフリカの凱旋】で基本値が+10%される。
- 戦争協力度
基本値70%。Ver1.6から艦隊旗艦(+5%)が登場したので補正的にちょっぴり増えた。安定度同様にNF【アフリカの凱旋】で基本値が+10%される。
- 国民精神
イタリアは初期に2つの国民精神を獲得している。そして国家方針で獲得する国民精神が異様に少ない。その数なんと1。ひとまず全て順に解説していこう。
- ヴィットリーオ・エマヌエーレ三世
安定度:+5%
イタリア国王。後にエチオピア皇帝になり、アルバニア国王にもなり、モンテネグロ国王にもなる。やりすぎ。
最終的にはエジプトに亡命することになるのだが、開始時ではムッソリーニと緊密な関係をとり、国民にも人気らしい。
ゲーム的には安定度+5%がありがたい。
- 骨抜きにされた勝利
共産主義者との外交を容認:-10
民主主義者との外交を容認:-10
ファシストとの外交を容認:+10
戦争目標正当化時間:-5%
上記に書いたロンドン密約を違われたことの国民精神。当時のイタリアが英仏に敵対感情むき出しであったことが窺える。
この結果、イタリアがファシストに傾倒していくのだが、世界はそれさえ許さない。
- ドイツの軍事援助
陸軍ドクトリン研究速度:+5%
空軍ドクトリン研究速度:+5%
枢軸に加盟するNFルートで獲得する国民精神。ドクトリン研究時間が短縮される。
どうせなら海軍のほうがいいんだけど、まあ海軍は仕方ない。
研究 †
- 研究枠
初期研究枠は4で、更にNFで1つを獲得する。獲得時期は最短で4つ目のNF完了後。最速で研究枠増加を狙うだけなら、これは日本に次ぐくらい早かったりする。だが、政治ツリーも進めるとなると1年以上後になるか。
それでもそこいらの中小国よりよっぽどいい条件。流石は七大国のひとつイタリア。
歩兵系、支援中隊、電子・産業以外にも、戦車、艦船、航空機、もちろんドクトリンまで手が出せるだろう。
ここで解説すべきではないが、この国の貿易法は初期では【輸出制限】なので、1%しか研究ボーナスがないことに注意しよう。
- 陸軍系統
- 歩兵
支援火器は18年式も未完了ながら、歩兵装備は36年式が完了。生産に打撃を与えることはないだろう。
兵員輸送車も36年式トラックが完了。すぐに支援中隊下部の研究へ移行出来る。
特殊部隊は山岳兵気里澳偉察イタリアの国境線は北も西も東も山岳・丘陵まみれなので、とってもありがたい。
- 支援中隊
支援装備及び工兵気里澳偉察ここに関しては少々時間を割く必要がある。偵察中隊はNFで研究ボーナスが得られるのでそれも活用したい。
ひとまず歩兵師団向けに偵察兵と工兵。戦車師団を運用するなら整備兵や補給兵、人的資源に不安を感じるなら野戦病院を研究しよう。
- 機甲部隊
18年式戦間期戦車フィアット3000及び34年式軽戦車L3が完了。L3は実践配備となっている。
ひとまず36年式軽戦車L6を研究して、旧式と差し替えていきたいところだ。
NFで100%研究ボーナス(研究速度2倍)が陸軍ツリーで2つ、政治ツリー枢軸ルートで2つ、計4つも手に入る。イタリアの明確な強みなので活かしていきたい。
- 砲兵隊
34年式野砲と36年式対空砲が研究完了。もし、新ローマ帝国でドイツを独ソ戦に乗じて排除したいと考えるのであれば、対戦車砲も研究したい。
そうでないのであれば、ひとまず野砲と対空砲だけでいいだろう。
- 陸軍ドクトリン
大規模作戦ドクトリン1段階目、塹壕戦が完了。大規模作戦の理論家がいる上、イタリアにおいて時間との勝負になるような場面は少ないのでそのまま進めていって問題ない。
後述する理論家に機動戦の達人もいるので、そっちに切り替えてもいいだろう。こちらは人的資源を増加させられる可能性が有る点もメリットになりうる。
優勢火力ドクトリンの理論家はいないが、優勢火力自体が扱い易く安定したドクトリンの為、選択肢としては一考の余地がある。
この国において、大量突撃ドクトリンを研究する必要は薄いか。
NFの研究ボーナスが多いことや経験値が稼ぎやすいことから他国に比べてドクトリンに手を出しやすいのは強み。
- 海軍系統
- 海軍
空母以外の22年式艦艇は全て完了している。また、戦艦のみ36年式カイオ・ドゥイリオ級まで完了している。現在2つに分けて1隻ずつ造船中だ。
国家方針の項目でも書いたが、駆逐艦、重巡洋艦、戦艦、そして空母は、多くの研究ボーナスを獲得できる。何気に海軍大国になりうる存在なのだ。
枢軸の海軍担当…と思いきや初期研究は空母を除きドイツ以下で、企業も特殊能力のない汎用なので注意。
Ver1.6+DLCのMtG環境では、空母以外の全船体が36年式まで研究完了している。ただし、空母が22年の甲板改造艦すら研究されていないのは変わらず。
- 海軍ドクトリン
艦隊保全主義ドクトリン1段階目が完了。後述の国家方針の項で説明するが、イタリアはこれで安定。次点で基地攻撃だが、戦艦の研究ボーナスを生かすためにも変えないほうがいい。
ただし艦隊保全主義は正面切っての艦隊決戦にはあまり向かないので、ロイヤルネイビー(+フランス海軍)とガチでやりあうつもりなら艦隊決戦に強い貿易阻止や空母の強い基地攻撃に変えた方が良いだろう。
- 船体装備と運用技術※要MtG
ここでは、DLCのMtG追加要素である装備と技術についてまとめる。イタリアが開始時点で研究完了しているのは以下の11つ。
基本型爆雷(22年)、基本型巡洋艦装甲(36年)、傾斜式装甲(36年)、基本型魚雷(22年)、基本小型砲塔(36年)、基本中型砲塔(36年)、基本大型砲塔(36年)、砲塔式副砲(36年)、輸送艦(22年)、触発機雷(22年)、機雷敷設潜水艦(22年)。
研究優先度としては、煙幕発生装置、36年爆雷(爆雷投射装置)、22年ソナー(パッシブ・ソナー)→36年ソナー(アクティブ・ソナー)、改良型航空機カタパルト、余力があればダメージコントロールの5+1つである。
対潜水艦は1.6環境において非常に重要で、疎かにしているとあっという間に輸送船0になる。また、主砲を更新しないと艦隊決戦で負けるので、しっかりと更新しよう。煙幕発生装置は研究するだけで退却中の艦隊速度:+20%というヤバイ技術だ。
魚雷、火器管制方式、機雷などはお好みでだが、1.6から建造に大きな縛りが設けられているので、ダメコンは研究をしておきたい。新造と修理では雲泥の差があるのだ。
その他の技術としては、陸軍の36年式対空砲が研究終了しているので対空2が搭載可能となっている。
電子工学分野のレーダー技術及び火器管制装置は未研究。レーダーは空軍にも力を発揮するため研究する価値はある。火器管制装置は好みでいいだろう。
ここまで書いたが仮想敵国であるイギリスが海軍大国の為、イタリアで艦隊決戦を挑みに行くのは厳しいものがある。
慣れていないなら研究、建造&改装は駆逐、軽巡、潜水艦と輸送船に留め、陸空軍を優先するのが無難だろう。対艦攻撃機で海軍を撃退しつつカイロとジブラルタルを落とせば艦隊決戦を行わずとも地中海は安全になるのだ。
また大型の新造は年単位の時間がかかるのも忘れてはいけない。大型艦の40年式船体を40年に研究しても戦線投入はまず間に合わないだろう。
もしロイヤルネイビーを殲滅せんとするなら研究の取捨選択、造船所の建設、対艦攻撃機の量産、40年式船体の先行研究など徹底して準備を行う必要があるのでハードルは高い。
- 空軍系統
- 空軍
33年式戦闘機フィアット CR.32及び戦術爆撃機カプロニ Ca.101、36年式近接航空支援機ブレダ Ba.65及び対艦攻撃機サヴォイア・マルケッティ SM.79スパルヴィエーロが完了。
重要な戦闘機は33年式のままなので、空軍を拡張するのであれば初手で36年式戦闘機マッキ C.200サエッタを研究してもいい。欧州は空域が狭いので空戦能力や攻撃性能の高い軽航空機系(戦闘機・近接航空支援機・対艦攻撃機)を研究していくのがおすすめ。
DLCのLaRを入れているなら偵察機を研究して少量飛ばしておくと役に立つ。
- 空軍ドクトリン
まっさら。後述する理論家に、一応作戦整合性ドクトリン研究速度を+15%してくれる人物はいるのだが……積極的に雇用するかは微妙である。
お好きなドクトリンを研究しよう。
- 電子・産業系統
- 工学
当然のようにまっさら。定石通り無線と計算機系統を研究していけばよいだろう。レーダーを研究して建てておくと海戦や空戦で役立つ。
- 産業
Ver1.6より、合成燃料系の燃料貯蔵、燃料精製気研究完了している。石油を大戦までに確保したり輸入に頼るのであれば精製技術が重要なので研究を怠らないようにしよう。
合成石油施設を建ててゴムを確保するなら人口石油実験ルートの研究も進めておきたいところ。
兵力 †
- 陸軍
陸軍のテンプレートは5つ。一級品の師団は実は存在しない。主力歩兵師団Divisione di Fanteriaですらそれである。
戦闘正面幅は8、12、14のいずれかで編成も半端と明確な強みを持たない。つまり、エチオピア戦争や訓練、スペイン内戦義勇軍によって大量の経験値を獲得して師団を編成しなおさなければならない。
エチオピア戦争後に歩兵7、砲兵2の幅20歩兵師団を作っておけばいいだろう。
また、軽戦車大隊のいる混成師団Divisione Celereは、速度が騎兵並で装甲ボーナスも殆どない始末。あれは戦車師団ではなく、半自動車化騎兵である。
ジョヴァンニ・メッセ将軍に戦車師団を運用させたいのであれば、軽戦車の生産と師団テンプレートの追加をしよう。
まずは騎兵を自動車化歩兵に変えつつ戦車の在庫が出来たら戦車を追加し、最終的に戦車5、自動車化歩兵5の幅20機甲師団を目指すといい。幅20であれば大隊数が多少前後しても大丈夫だ。
支援中隊は工兵、偵察兵を中心に機甲師団は整備兵や補給兵を入れるのがおすすめ。人的が少ないので歩兵に野戦病院を入ておきたいが支援装備だけでなくトラックの増産が必要になる(≒ただでさえ足りないゴムがさらに必要になる)ので注意しよう。
- 空軍
旧式の戦闘機と戦術爆撃機が存在している。どちらもそれなりの数があるが、大国と渡り合うには足りない。最も陸軍すら足りないが。
史実通りに進めるなら連合戦で数千機以上の航空機が飛び交うため空軍は重点的に生産しておきたい。
また、少なからず対艦攻撃機が存在しており研究も完了している。ロイヤルネイビー対策としてこれらの増産や改良をすると非常に効果的。
- 海軍
合計152隻の大艦隊を所持している。だがその全てが旧式艦やその改良型である。況燭論鏨呂造船所で建造中であるが、それ以外は研究すらされていない。
MtG導入下の場合、軽巡洋艦に装甲化されていないものが数隻あるので装甲ありのテンプレートを作って改装しておくといい。
装甲の変更は異様にコストがかかるが、装甲無し→有りの場合は低コストで改装が可能だ。
人材 †
政治顧問は寡黙な勤勉家(政治力+15%)がいないことを除けば何でも揃う。理論家も一級の人材が並んでいる。
軍事面では陸軍のジョヴァンニ・メッセ将軍が優秀な能力を持つ。
海軍はアンジェロ・イアキーノ提督がおすすめ。主力艦隊は彼に任せていこう。
しかし陸軍関連は他の大国と比較してかなり悲惨。将軍はメッセ将軍以外は初期レベルが低く、そもそも数が少ない。
幸いエチオピア戦争やスペイン内戦義勇軍、その他初期拡張で育成の機会が多く、気が付けばスキル4〜5ぐらいにはなっているので気長に育てていこう。
お勧めは頑固な戦略家持ちのSebastiano Visconti Prasca将軍だ。
ただやはり数の少なさはどうしようもないため新規雇用も視野に入れておきたい。
また、優秀な人材が軒並み理論家に行ってしまったせいか長官や軍最高司令部がぶっちゃけ弱い。
政治力は貴重なので雇うかは慎重に検討しよう。
国家方針 †
バニラに最初からついてくる国家方針。左から順に、工業、陸海空軍、小型艦艇、政治となる。
主に陸海空軍ツリーと政治ツリーは、枝分かれで少々面倒なものになるが、おって解説していこう。
工業ツリー †
NFエチオピア戦争における兵站から始まるこのツリーは、シンプルで強力なNFが揃っている。
最初こそ、エチオピア方面のインフラ整備や海軍基地の拡大だが、民需・軍需工場を4つ増やしたり、フランス国境に要塞を建てたり、追加の研究枠を獲得したりと内容は充実している。
後半になると、イタリア半島におけるインフラや、北アフリカ方面の石油採掘、合成製油所の追加などになる。
特に石油の地産はのどから手が出るほど欲しい……が貿易で輸出されることも考えておく必要がある。
ここまで書いたが、世界大戦までにある程度の軍拡をしたいイタリアにおいて、後半部分は後回しになることは多いだろう。
石油も自由貿易だと大部分が輸出に回されわずかな数しか手に入らない。貿易法を変更しないなら無理に取る必要はないだろう。
DLCのLaRを入れている場合、ゲーム開始後しばらくするとリビア協力政府を樹立できる。北アフリカ関連NF取得→協力政府とすることでNFの恩恵がそこそこ高まる。ただしNF取得前に協力政府を建てるとNFが取得できないので注意。
陸海空軍ツリー †
NF陸軍優先とNF我らが海から始まるこのツリーは、途中で空軍強化ルートも入ってくる大きなNFツリー。
最初のNF効果は、前者は軍需工場2つと陸軍ドクトリン+100%*2、後者は海軍造船場4つと海軍ドクトリン+100%*2。つよい。
途中から陸、空、海に別れていくので、各項目に分けて続きを書いていこう。因みにそれぞれ、最初のNFも合わせると5つずつ、計15のNFで構成される。
- 陸軍ルート
残りのNFは4つと少ないが、内容はぎゅっと詰まっている。必ず2つ以上の研究ボーナスが得られる。特に最後は、装甲技術+100%*2。機動戦ドクトリンを採用しているのならば是非獲得したい。
他の研究ボーナスに関しても、支援砲兵や偵察中隊、特殊部隊、陸軍ドクトリンと嬉しいものばかり。
- 空軍ルート
バランスの整った空軍研究ボーナスを獲得できる。ドクトリンは勿論、近接航空支援機、戦闘機、対艦攻撃機、戦術爆撃機、そしてジェットエンジンまで貰える。
空軍拡張には一役買ってくれることだろう。
- 海軍ルート
こちらも数は少ないがぎゅっと詰まったNF。特に空母は3つもの研究ボーナスを獲得できる*4。
他にも、軽巡洋艦1つ、重巡洋艦1つ、戦艦3つ*5、輸送艦(上陸艇)に海兵までついてくる。
海軍ドクトリンはこれ以上貰えないと思ったら大間違い。次のツリーでしっかり貰える。
小型艦ツリー †
駆逐艦と潜水艦の研究ボーナス、及び一部の海軍ドクトリン研究ボーナスを獲得できるツリー。
恐らく日本語化MODを入れていると、NF駆逐艦への注力とNF船団護衛への注力に書かれている文章で混乱することもあるだろう。少しだけ解説しよう。
NF駆逐艦への注力の効果は、駆逐艦研究ボーナス1つと、3種類ある海軍ドクトリンに存在する【船団航法】どれかに1つに研究ボーナスが得られる。
つまりいうと、別にどのドクトリンを選んでもいいけど【船団航法】にだけはボーナスが得られるということ。
NF船団護衛への注力の効果は、駆逐艦研究ボーナス1つと艦隊保全主義における【船団護衛】、【護衛空母】*6、基地攻撃における【船団護衛】からどれか2つ研究ボーナスが得られる。
駆逐艦への注力は兎も角、船団護衛への注力は艦隊保全主義前提である。というかこれでは貿易阻止ドクトリンが割りに合わない。
更に、NF潜水艦への注力にある、【潜水艦作戦】、【海中封鎖】、【船団阻止】、【潜水艦攻撃】の研究ボーナスも、艦隊保全主義ドクトリン専用であり基地攻撃ドクトリンでは得られない。
空母の研究ボーナスが多めなので、基地攻撃ドクトリンもロマンはあるが、ドクトリンの研究ボーナスを最大限に生かしたいのであればイタリアの海軍ドクトリンは、艦隊保全主義一択であり、それ以外はありえないと言える。
最後にNF海の狼だが、これはドイツ同盟ルートでなければ獲得できないものだ。効果は潜水艦の研究ボーナスと潜水艦運用ドクトリン研究ボーナス各2つ。
つまり艦隊保全主義ドクトリンの場合、潜水艦系ドクトリンは全て研究ボーナスを獲得できる。つよい。
政治ツリー †
イタリアの運命を決めるツリー。といっても、ファシスト以外の道は皆無だが。NF量が最も多いツリーなので、いくつかのルートに分けて解説しよう。
分岐前のNFを解説する初期ルート。史実通りの枢軸ルート。ムッソリーニ本来の目的である新ローマ帝国ルート、ついでにスペインルートだ。
- 初期ルート
NFアフリカへの凱旋から政治ツリーは始まる。その開始条件はエチオピア戦争の終結だ。慣れてくれば2回目から選択できるだろう。特別な理由がなければ急ぐNFでもないので3回目以降でもさほど問題はない。
この効果は基本安定度と戦争協力度+10%。国力が素直に上がる嬉しいNFとなっている。
その後は素直に進めていくなら、次はユーゴスラビアに対する択一NFが待ち構えている。これは単純にいえば、ユーゴスラビアの請求権を得るか、ユーゴスラビアと友好的になり更にファシスト主義に傾倒させるかを選べる。
枢軸ルートなら仲間に大体ならないので前者、新ローマ帝国ルートなら嫌でも友好的になるので後者が選択肢として有効か。
正直、DoDを導入していると枢軸にも連合にも右往左往する上にブルガリアに対して請求権を得る火薬庫そのもの。
挙句連合戦中にドイツに喧嘩を売られて連合入りし突如敵になることもある。さっさと併合したほうが安全である。
Ver1.9よりユーゴ対してチェコスロヴァキアだけでなくフランスの独立保証がつくようになり初手で宣戦するリスクが増した。どちらも1937年頃には独立保証が消えるためそれまでは宣戦を避けるのが無難だろう。
Ver1.10よりさらにルーマニアの独立保証が追加された。こちらは1940年まで消えないので待つのは難しい。幸いルーマニアはフランスほど強くなく、チェコスと違いユーゴとは地続きなのでユーゴ→ルーマニアで順番に攻めて併合出来る*7。Ver1.9以前と比べてユーゴ攻めの難易度はかなり上がったが見返りは増したと言えるか。
次は、NFブルガリアとの友好とNFアルバニア占領。前者は友好的な関係になりファシスト主義に傾倒させるもの。後者はいつもの併合イベント。
前者を選択すると、枢軸ルートか新ローマ帝国ルートの択一選択に繋がる。新ローマ帝国ルートの場合はNFアルバニア占領もほぼ*8必須。
ちょこんと存在するNFルーマニアとの友好は、ブルガリアとの友好のコピペ。新ローマ帝国に加えるなら、将来的にソ連がルーマニアに正当化(ベッサラビア事変)してくることを想定しよう。これを利用してソ連に逆侵攻するチャンスと捉えることも可能だ。
NF国粋スペインへの支援は後述のスペインルート参照。
- 枢軸ルート
択一選択にてNF鋼鉄条約を選択すると突入するルート。このルートの最も嬉しいNFは、合成燃料と装甲技術の研究ボーナスを得られるNFドイツとの条約である。純粋においしい。
また、電子工学、核、ロケット技術に研究ボーナスが得られるNF秘密兵器もありがたい。特に核技術に関しては研究時間が長い。
惜しむらくは3種別々ではなく、統一で2つ貰えるということ。つまり、核に技術2つ割くことはほぼ不可能*9。
他には、ヴィシー・フランスからサヴォイとコルシカを貰えるNFフランスでの領有主張と、新ローマ帝国共通でギリシャに宣戦布告事由を得るNFギリシャと交戦がある。
既に出ているNF海の狼と国民精神を獲得するだけのNFドイツ軍の協力は割愛。各項目を参照されたし。
- 新ローマ帝国ルート
択一選択にてNFイタリア至上主義を選択すると突入するルート。とにかく宣戦布告事由を得たり、友好的になったりと外交に相応しいものばかり。
NFイギリスとの交戦とNFフランスを追撃は英仏に宣戦布告事由を得る。NF日本との友好は、日本が陣営に加盟していないときに選択でき、友好的になる*10。
残りは、ギリシャを殴ってトルコと友好的になるか、ギリシャと友好的になってトルコを殴るかを決めるNF。
併合したときに、地下資源のバランスを考えるなら前者、クロムを大量に得たいなら後者。また、ソ連国境と接することも考えておかねばならない。
なおディシジョンの「ローマの野望の実現」自体はこのルートでなくとも可能となっている。むしろスペイントルコギリシャ併合が必要な為、他ルートのほうがやりやすいかもしれない。
- スペインルート
最後に解説するこのルートは、NF国粋スペインへの支援を選択すると突入するルート。この最初のNFはたった30日で完了する。めんどくさがらずにやろう。
条件としては内戦中の国粋スペインに2個師団を送りつけるだけなのだが、これを完了しないと以降のNFも取れない。内戦中という縛りがあるので、後回しもできない。
新ローマ帝国ルートの場合は、NF西伊同盟とNFバレアレス諸島の要求の択一、枢軸ルートの場合は後者のみ選択可能。
NF西伊同盟はいつもの友好NF*11。後者はスペインが所有する地中海のバレアレス諸島を要求するもの。
後者の場合、このバレアレス諸島からジブラルタルへ強襲上陸できる*12。
また、スペインの枢軸参戦後、連合がここを落とすと、ヴィシー領、サルデーニャやジェノヴァに強襲上陸をかけてきたりすることもあるので、それを未然に防ぐという意味合いもある。
NF西伊同盟の次にあるNFポルトガルとの友好は、ユーゴ、ブルガリア、ルーマニアと同じ効果。正直スペインを勧誘できないとやっぱり枢軸に行ってしまうが。
なお西伊同盟はスペインが存在してファシスト体制かつ陣営未所属というのが大まかな前提条件なのだが、実はここでNF完了によりとんでもない事態を引き起こす可能性が有る。
実はこの時のスペイン、「他国の傀儡であっても」イタリアはNFを進めることが出来てしまうのだ。この場合、NFが完了しスペインが新ローマ加入を選択すると、何と強制的にスペインが傀儡から自主独立してしまう。
傀儡だと通常なら宗主国が陣営を立ち上げると強制的に宗主国陣営に参加するので、それをさせないための処置なのかもしれないが、勝手に自主独立してしまうのはいかがなものか…史実AIのイタリアプレイでは気にする必要は無く、むしろプレイヤーが他の国家でスペインを傀儡にしている場合は注意した方が良いだろう。
NFスキップ(ver1.10) †
アップデートで使用できなくなる可能性があります
一部のNFはスキップが可能。70日分スキップ出来るので研究枠の獲得などを早めることができる。
エチオピア戦争における兵站(要TfV) †
まずエリトリアとソマリランドを傀儡国として独立させる。



そうすることでNFをスキップすることができる。

アフリカでの大勝利 †
エチオピア戦争後にエチオピアを併合ではなく傀儡にすることで自動達成される。
ただしNF完了時効果の安定度と戦争協力度上昇のボーナスは手に入らない。
鋼鉄条約 †
外交画面からあらかじめ枢軸陣営への加入を行っておくことで自動達成される。
NF完了時効果のドイツ友好度上昇も消えるがほとんど影響はないため問題はない。
周辺国の独立保証に関して †
※Ver.1.10時点
イタリア周辺の国家はゲーム開始時点から様々な独立保証を行っている。
また下記とは別にイギリスとフランスは国際緊張度が25%を超えると「プレイヤーが戦争目標の正当化を行った民主・中道国家」に対して独立保証を行う。
チェコス・ルーマニアからの保証はDoD導入時のみ。
※1 フランスのNFやイベントによって削除される。
NF「時間を稼ぐ」でユーゴ、チェコスが削除。史実AIオンの場合このNFは1937年2月頃に必ず選択される。
イベント「ミュンヘン協定」でフランスがチェコスを見捨てた場合ユーゴ、チェコスが削除。このイベントはドイツNF「ズテーテンラントの要求」によってトリガーされる。
イベント「ロンドン会議」でフランスがユーゴを見捨てた場合ユーゴが削除。このイベントはドイツNF「スロベニアを要求」によってトリガーされる。
NF「外交的自由」で3カ国全てが削除。ただしファシストフランスルートのNFのため、史実AIオンの場合このNFは選択されない。
※2 チェコスロヴァキアのNF「西側を信じる」で削除。史実AIオンの場合このNFは1937年4月頃に必ず選択される。
※3 ルーマニアのNF「枢軸寄りの政府を任命」で4カ国全てが削除。史実AIオンの場合このNFは必ず選択される。
※4 ギリシャ・トルコの保証元であるルーマニアはフランス・チェコスから独立保証されているがギリシャ・トルコ宣戦でルーマニアが参戦してもフランス・チェコスは参戦しない。
基本方針 †
枢軸入りし連合戦を行う史実に近いルート
(執筆者募集中)
初心者向け最序盤の進め方のオススメ †
枢軸加入ルートでの、世界大戦開始までの進め方です。
NFはまずは研究枠追加を、それが終わればドイツとの条約へ進めます。
エチオピア戦争ですが、他国に攻められることはないため、全土の師団をエチオピアに投入します。アディスアベバを落とせば勝利です。南北からアディスアベバへ師団を向かわせましょう。AI任せだと多少手こずるかもしれませんが、スペイン内戦までには終わるでしょう。急ぎすぎて包囲されることには十分気をつけて。講話会議では、エチオピアは傀儡にしたほうがあとが楽です。
スペイン内戦が始まれば、国粋スペインに義勇軍を送りましょう。戦車師団にメッセ将軍をつけておけばかなり強くなるはずです。スペイン内戦も早めに終わらせたいところなので、義勇軍を操作して国粋スペインを勝ちに導きましょう。
スペイン内戦が終わる頃には十分な陸軍経験値が溜まっているでしょうから、師団編成の変更を忘れずに。
スペイン内戦後は世界大戦まで時間があります。周辺国と戦争し、併合してしまいましょう(このため、日中戦争に義勇軍を派遣することはできないでしょう)。いわゆる初手フランスは難易度が高く、ユーゴスラビアはフランスに独立保障されているので、敵はギリシャ一択です。ギリシャにはNFで簡単に宣戦布告できるようになります。
NFでアルバニアを併合すればギリシャと国境を接します。こちらは山岳地帯なので突破は難しいですが、多くの師団を国境に貼り付け敵軍を釘付けにしましょう。その間に平地プロビに上陸作戦を行って、敵の虚をついて進撃、アテネを占領しましょう。講話会議では、ギリシャの資源地帯は併合するのが良いです。
そうこうしてるうちに枢軸入りし、世界大戦が近づくでしょう。世界大戦序盤は、フランス本土への進撃は難しいので避け(サヴォイアはNFでも手に入れられます)、アフリカ戦線が中軸になります。アフリカ沢山の師団を送ると同時に、フランス軍の上陸を防ぐため、サルデーニャや本国の港にも師団を置きましょう。
初心者向け「新ローマ帝国」設立の手引き (ver1.9x DLC無し環境) †
▼手順を展開
(クリックして展開)
▲手順を展開
(クリックして縮小)
DLC全部入り環境において再現できない要素が含まれています(ギリシャにルーマニアが独立保証しているためギリシャ宣戦でルーマニアと戦争になる。DLCのDoDが入っていなければ大丈夫)
チュートリアルがイタリアで、かつ、wikiにも「イタリアは初心者向け」と書かれていますが、HoIシリーズの初心者には、やはり「何をやったらいいのか分からない」というのは事実だと思います。
そこで、英語Wikiの(http://www.hoi4wiki.com/Italy#Strategies_and_Guides)を参考に、「あくまで初心者向けとして」戦略を立ててみます。
まず史実を見てみましょう。
1935/10/3:第二次エチオピア戦争 開始
1936/5/9:旧エチオピア領に東アフリカ帝国 樹立。
1939/4/7:アルバニア侵攻
1939/5/22:鋼鉄協約
1940/5/10:ドイツのフランス侵攻
1940/6/10:パリ陥落。同日、イタリアが英仏に対し宣戦布告
1940/6/21:フランス降伏
1940/9/27:日独伊三国同盟締結
1940/10/28:ギリシャ侵攻開始
1941/3/2:イギリスのギリシャ介入開始
1941/4/6:ドイツによるユーゴスラヴィア・ギリシャ侵攻
1941/4/23:ギリシャ降伏
1940/9/30:エジプトへ侵攻を開始するも、英軍に反撃を受け、むしろ失地
1941/2/12:ドイツ軍 リビア到着
…これで何が言いたいかと言うと。
「イタリアは南欧の強国とはいえ、連合国全体どころか、イギリス一国に介入を受けただけでも、ドイツの力がなければ、戦闘継続できなかった」ということです。
それでも、折角なので、「鋼鉄協約」を選択せず、独自陣営「新ローマ帝国」を設立して、世界に覇を唱えてみたい。
とすると、ユーゴスラビアやトルコよりも資源も工場も豊かなギリシャは、新ローマ帝国の礎として征服しておきたい国となります。
以上を踏まえると、イギリスが介入してくる前に、ギリシャ戦を開始して、支配下に置くという戦略がよさそうです。
より具体的には、国際緊張度が25%越えて、英仏が諸国に独立保証を与えてくるより前に、ギリシャに宣戦布告するという作戦になります。
国家方針 (NF) †
下記の順で取っていきます。
エチオピア戦争による兵站、工業への注力1、工業への注力2、アフリカへの凱旋、国粋スペインへの支援、ユーゴスラビアとの友好or領有主張、アルバニア占領、ブルガリアとの友好、イタリア至上主義、ギリシャと交戦、トルコとの友好
チュートリアルと違い「追加の研究枠」を後回しにしています。
これは、とにかく「ギリシャとの戦争」を早くクリアしたい、というのが1つ目の理由。国際緊張度25%というのは、日本が中国に宣戦布告する頃に突破してしまいますので、急ぐ必要があります。(突破しても独立保証に必要な英仏の政治力が溜まるまでは独立保証をしてこないので、数か月の遅れなら許容範囲なことがあります)
2つ目に、スペイン内戦が終わる前に「国粋スペインへの支援」を完了させたい、という理由です。
マニュアル操作で、早々にエチオピア戦争を終わらせる(戦線を無視して、南側からアジスアベバに単騎突撃させるのが有効。空軍の操作も忘れずに。)ことが出来たら、少し余裕は出来ますが、それでも、スペイン内戦が始まるまでに国家方針のツリーを少しでも前に進めておきたいところです。
「西伊同盟」を取りたいが為に、「国粋スペインへの支援」を取っていますが、フランスが降伏して「西伊同盟」が完成する前に、国粋派スペインが枢軸国に参加してしまうということは、往々にしてあります。だから、無視してもいいのですが、国粋派スペインの陣営参加の有無は小さいものではないので、一応、狙っておきましょう。
ユーゴスラビアのNFですが、領有主張と友好。どちらをとっても大丈夫です。ただ、どちらを選ぶにせよ、注意すべき点があります。
前者の場合、フランスの独立保証がユーゴスラビアにかかっているため、無策で宣戦布告するとフランスが背後から殴りかかってきます。37年2月頃になるとフランスの独立保証が外れますが、正当化工作を行うと国際緊張が跳ね上がる点に注意してください。そのままユーゴスラビアを食べるのであれば構いませんが、今回のメインであるギリシャ侵攻に支障きたす可能性があるため(例えば、ギリシャに英仏の独立保証がかかる、ギリシャが連合に加盟する)、ユーゴ征服は大戦参戦後に後回ししてしまって良いでしょう。
後者の場合、ユーゴを陣営に誘えますが、絶対に陣営に誘わないでください。というのも、ドイツがユーゴスラビアへ宣戦布告するNFを持っているからです。このNF自体は史実のユーゴ侵攻を再現したものですが、AIは頭が固く融通が効きません。つまり、ユーゴがイタリア陣営に入ってドイツと共に連合と戦っていても、ドイツはユーゴに攻め込んできます。AIの無茶ぶりです。こうなっては新ローマ帝国陣営全体がドイツ様に蹂躙されるため、極力回避しましょう。
無事、ギリシャ戦を終わらせたら、「追加の研究枠」を取って、あとは連合国と開戦するまで、適当に富国強兵に関わる国家方針を進めていけばいいと思います。
北アフリカ戦線の補給線の為にも、「リビアのインフラ」は重要視しておきましょう。
また、軍需工場・造船所の数に関わりますので、「陸軍優先」「海軍優先」は早めに取っておくと生産が楽になります。
ルーマニアを陣営に迎えたいなら「ルーマニアとの友好」は取った方がいいですが、無視してもいいです。
研究 †
まずは、産業と工学カテゴリが最優先。工業は分散工業がお勧めです。
戦闘機は開発年度が来たら優先して研究します。制空権は取って当然、取られれば敗北一直線です。
歩兵装備や支援中隊、野砲、対空砲、近接航空支援、対艦攻撃機も優先度は高いです。
生産と部隊配備 †
ギリシャ戦までは、歩兵師団を強化します。
エチオピア戦と、スペイン内戦に派遣した義勇軍が稼いできた陸軍経験値で、師団をデザインしていきます。
歩兵x7・砲兵x2+工兵・支援砲兵・支援対空砲からなる正面戦場幅20の師団がいいでしょう。
特殊部隊として使える山岳兵は歩兵の上位互換なので、経験値に余裕があるなら山岳兵師団も同様のテンプレートに変更、特殊部隊上限まで徴兵しましょう。
常時3〜4師団を訓練するようにします。
配備に不足が出ないように、歩兵装備・支援装備・野砲・対空砲を中心に生産していきます。工場の割り当ては、兵站画面を見て、不足が埋まるように。
ギリシャ戦後に補給中隊・野戦病院・通信中隊を追加で使うなら自動車のラインも割り当てて、細々と作っておきましょう。
空軍は1936年型戦闘機「C200.サエッタ」の研究を終えたら、(序盤は難しいでしょうけど)15工場を割り振るつもりで、量産した方がいいです。近接航空支援機も欲しいところですが、戦線が拡大して、航空優勢を取りこぼす地域がないことを確認してから本格増産しても間に合います。海軍を支援するために対艦攻撃機(又は戦術爆撃機)を作るのも良いでしょう。
重戦闘機、戦略爆撃機はイタリアにはあまり必要ありません。そもそも軍需工場や研究枠を割く余裕もないでしょう。
イタリアにおいては海戦も重要です。海軍は一見すると地中海を制圧できる規模に見えますが、仮想敵国のイギリスがより強大な海軍を持つ上、そこにフランス、最終的にはアメリカも合わさるため十分な対抗戦力を持っていません。
しかし制海権確保には、海軍よりむしろ空軍(特に対艦攻撃機)のほうが有効なのでこちらにも注力しましょう。
造船所はデフォルトで設定されている艦の生産が終わったら、輸送船や駆逐艦あたりを生産しておきましょう。
MtGが入っていない環境であれば、2型巡洋戦艦がデタラメに強い(超大型戦艦レベルの装甲、駆逐艦並の航速、やたら高い対空値、比較的安価なコスト)ので、主力艦を増勢するつもりであればこちらを生産しましょう。
チュートリアルの延長として、空母を作ってもいいですが、空母自体の研究・建造だけでなく艦載機(サエッタの空母着艦モデルなど)も追加で研究・生産が必要で
リソースの消費が大きい為、ギリシャ戦後のお楽しみでいいと思います。
機甲師団や自動車化師団は完全に不要とまでは行きませんが、初期から大規模な運用はかなり困難です。イタリアの工業力と乏しい資源では、無理に機甲師団を作ると他の部分に皺寄せが出てしまいます。また本土周辺は山岳地帯であり機甲師団は力を発揮しづらい環境になっています。
初期からある戦車師団は使い捨てるのも一つの手です。十分な制空と近接航空支援があれば、大抵は歩兵だけでも突破できるので、戦車の分の工業力は空軍に回すべきです。
もちろん十分な航空戦力の元で20幅機甲師団を10個師団も運用出来れば、膠着した戦線突破において有用な存在となります。
周辺国を併呑して国力がついてきたら機甲師団の運用を始めても良いでしょう。
ギリシャ戦後は北アフリカに割り振る軍団を編成しておくと良いでしょう。インフラの劣悪なアフリカに向かう師団は、補給不足になりやすいので、指示が面倒でも5個師団程度の小さい軍団を作るといいでしょう。足りない指揮官は、中盤以降に余りがちな政治力で、新規に雇ってしまえばいいです。
余裕があるならインフラを3〜4程度まで建設し軍港(造船所ではない)を少し増設するとアフリカの補給はかなり改善します。
中東に向かう部隊は、10個師団を越える軍団でも問題ありません。
政治力と建設 †
まず、ファシズム国家の特権として、初期から経済法を「戦争経済」に変更な為、即変更して消費財への民需工場割り当てを抑えます。
その後は、政治顧問から産業指導者*13のエイナウディ、企業から工業*14のダニエリといった内政系の人材・企業を雇うのがお勧めです。参謀の長官・軍最高司令といった軍事系は後回しで構いません。
貿易法も「輸出重視」か「自由貿易」に変えておきたいところです。「自由貿易」の方が強力ですが、資源の大部分が輸入となり民需の変動が激しくなるので内政の難易度は高くなります。
建設は37年一杯まで民需工場だけを作ります。
ギリシャ戦後は、軍需・若干の造船所・(石油と、特にゴムの枯渇に備えて)製油工場を作っていくのがいいと思います。
割り切って、「石油とゴムは他国に頼る」というのもアリです。石油はソ連やルーマニアが、ゴムは日本が東南アジアを落とせば大量に輸入できます。
同盟 †
「ブルガリアとの友好」を取った直後、ブルガリアを陣営に迎えてください。
「トルコとの友好」を取ったら、トルコを陣営に迎えてください。
世界大戦勃発前 †
- エチオピア戦争
1936年開始時点で戦争状態であるが、これは貧弱な将軍の育成チャンスです。最初からレベルの高いジョバンニ・メッセは別として、主力となる歩兵師団の将軍が必須のイタリアでは、このエチオピア戦争で育てなければなりません。
では、どう育てるのかと言うと、エチオピア方面軍の師団を2人の将軍(勿論メッセ将軍ではない)に任せることで育成します。
始めたばかりの人はエチオピア相手に苦戦してしまうことが多いでしょうが、それは単に初期からいるエチオピア方面軍が少ないだけです。イタリア陸軍全軍を南北の2つの軍団に半々に分けて投入し、航空機を飛ばして殴っていれば負けることはそうそう無く、良い経験値稼ぎになるでしょう。
エチオピア戦争の講和会議ですが、チュートリアルの指示と違い、傀儡国にしてしまっていいです。併合して、いちいち面倒を見たり、レジスタンスに対応したりするぐらいなら、AIに任せて歩兵を作らせておいたほうが楽です。
その後、チュートリアル通り、エチオピアにいる全軍はイタリア本土に戻してしまいましょう。
スペイン内戦が始まったら、スペイン国粋派に初期からある機甲師団を義勇軍として送り、陸軍経験値を稼ぎます。
「国粋スペインへの支援」を完了させてから、国粋派を勝たせましょう。首都を一回奪っても、スペインは遷都して戦闘を継続しますが、そちらも占領すると、降伏します。
ギリシャ戦は、歩兵師団と空軍の準備ができていれば、難なく終わるでしょう。山岳地帯なので山岳兵師団は非常に役立ちます。
北部からの突破が難しければ南方・西方から強襲上陸を仕掛けて崩しましょう。ギリシャ単独なら強襲上陸に必要な制海権は容易に取ることが可能です。
ドイツがギリシャに宣戦布告するNFを持っている都合、ここは併合したほうが断然良いです。。下手に傀儡にしてしまうと、数年後、何の前触れもなくギリシャ国家連合(を含む新ローマ帝国陣営)に対してちょび髭が宣戦布告してきます。
ギリシャ戦が終わる頃には、日本が中国と開戦しているでしょうから、機甲師団を義勇軍として送って、やはり陸軍経験値を稼ぎましょう。
戦車1大隊しかない半自動車化騎兵といえど、ろくな装甲兵力をもたない中国相手なら大暴れできます。
ドイツのポーランド戦にも義勇軍を送って陸軍経験値を稼ぎます。
更にドイツとフランスが開戦したら、義勇軍をパリに直行させ、速やかにフランスを降伏させて、「西伊同盟」に繋ぎましょう。
また、北アフリカにも、あらかじめ機甲師団を上陸させておきましょう。
世界大戦勃発後 †
ドイツがポーランドとフランスを降伏させたら、そろそろ連合国もイタリアだけに構っていられなくなるので、そろそろアフリカや中東に進出します。
イタリアが連合国に宣戦布告するとなると、国家方針で「イギリスとの戦争」「フランスの追撃」を取る道もありますが、イラク辺りに外交で「戦争目標を正当化」して、宣戦布告した方が、手間が省けていいかと思います。十中八九、独立保証しているイギリスかフランスを怒らせて、連合国と開戦することになります。
直ちに、北アフリカ戦線を開幕させ、リビアからカイロに向かって進撃し、スエズ運河を奪取します。
この際、地中海の本土-アフリカ補給ルートに海軍の「船団護衛」を出しておかないと補給路が潰され、アフリカ戦線が崩壊する可能性があります。任務部隊は駆逐艦数隻で構いません。
また、恐らくは枢軸国と地中海沿岸の土地を奪い合いになると思います。リビアから西にも向かい、このゲームでは補給線の拠点となる「港」を含むプロヴィンスを確保しましょう。エチオピアを含むイタリア領東アフリカは完全放棄で良いです。
英軍(将来的には米軍も)による本土上陸には気を付けて下さい。細長く東西の縦深の無いイタリアは、一旦敵の上陸を許すと、反撃する前に「降伏」に至ってしまう可能性があります。開戦前にエチオピアの遠征軍を引っ張ってきて、港の警備に当たらせておきましょう。エチオピア本体は捨てて構いません。イタリア領東アフリカは、インド洋で通商破壊をするための貴重な拠点になりえますが、初心者の腕前で守り抜くのは至難の業なので大人しく放棄しましょう。
スエズとジブラルタルを占拠することにより、本土は安全になります。
その後と課題 †
北アフリカを枢軸国と分割後、エジプト南部で防衛線を敷いて、北上してくる連合軍を迎撃してスエズ運河を防衛。
同時に、イラク・イランを平らげて、イギリス領インドを攻略する展開になります。
他にも、トルコ経由で黒海沿岸に上陸したり、コーカサス方面から攻め込んだりして、ソ連を倒すのも良いでしょう。コーカサス山脈はやたら硬いので、バクー油田が確保出来れば万々歳です。この場合ですと、イラン・イラクは「中立の壁」となります。
レジスタンスの制圧の為、小銃だけは切らさないでください。戦争中でも「文官統治」でさほど問題はありません。駐屯部隊が充足しているなら僻地のレジスタンスは警告は出ますがほぼ無視できます。
レジスタンスが気になるならば「現地警察部隊」がお勧めです。
「戒厳令」や「苛烈な抑圧」はレジスタンスが高い地域のみにしましょう。全土「戒厳令」は高確率で小銃不足に陥り、充足不足でレジスタンス増加→被害が増加+鎮圧のために小銃がもっと必要→充足不足でレジスタンス増加の負のループになりかねません。
余裕があるなら歩兵師団を本土にばらまいておきましょう。不意の上陸に対処できます。
ユーゴスラビアにドイツが宣戦布告した場合、一緒になって攻め込んで、とっとと征服してしまいましょう。この時、枢軸との領土獲得競争になりますので、ドイツ領からは進撃せず、イタリア領土から攻め込みましょう。イストリアやザラから進むのはもちろん、南の旧アルバニア・旧ギリシャ国境から一気に北上すれば、ユーゴは直ぐに降伏します。
さて、41年になると独ソ戦が始まります。hoi4の2大陸軍国がぶつかり合う、バニラの花形です。ここから新ローマ帝国陣営はどうするべきでしょうか。
ドイツと共にソ連に攻め込むのか。それとも、ドイツの背後をついて枢軸に宣戦布告し、新たなファシストの盟主として世界に君臨するのか。
あるいは、ソ連は放置して代わりに海空軍を強化し、ブリテン島周辺で激戦を繰り広げて、英国本土上陸を狙うのか。
戦争は一旦止め戦力を温存しつつ、来る対米戦に備えてじっくり軍を増強するのも選択肢のひとつです。
アフリカを縦断し、一時は捨てたエチオピアを奪還しつつ、喜望峰まで進軍するという手もあります。
広大な中東を走り抜けてインドを落とし、ビルマで日本軍と握手するのも良いかもしれません。
この辺の話をすると、そろそろ初心者向けの攻略指針ではないと思いますので、リトライを繰り返しながら、自分の回答を探してください。
アメリカと決戦するなら空母などの新鋭艦艇が必要でしょう。特に、イタリア海軍は確実に、イギリス海軍により半壊します。この問題を解決するには、年単位前から新規造船所を作り、海軍の補充力を上げ、2型(40年式)巡洋戦艦や新式駆逐艦と言った基本的艦隊の構築が不可欠でしょう。あとは、デンマーク領からカナダに上陸しても良いし、直接フロリダあたりに上陸してもいいです。
初手フランスについて †
▼手順を展開
(クリックして展開)
▲手順を展開
(クリックして縮小)
新規師団を9個ほど編成しましょう。これはフランス軍の上陸から、本土を守る部隊です。
対フランス戦に割ける部隊は40個師団ほどとなりますが、十分に押し切れます。制空権も問題無く取れるはずです。数少ない機甲師団をうまく使い、序盤で5個師団も殲滅すると大分楽になります。敵は数は多いですが、すぐ装備の補給が追いつかなくなります。反面こちらは歩兵装備と、付けているなら支援砲兵などを全力で生産しましょう(師団を改編するだけの陸軍経験値は、エチオピアで得られているはずです)。敵がある程度疲弊したら、無理矢理パリに突撃すれば簡単に落ちるはずです。
この場合、NFは追加の研究枠を先に取った方がいいでしょう。バルカン侵攻は少なくともフランスが片付くまで遅らせたいからです。
仮にフランス戦の最中にユーゴスラビアと戦っても、ほぼ最速の場合、国境に追加の9個師団も貼り付けておけば問題ありません。後は陸路でギリシアまで一直線です。
ただしフランス併合後は国際緊張度は大きく上昇してしまい、バルカンへの介入は連合国に宣戦されてしまうとみてよく、これは自国のレジスタンス対策および沿岸防衛、そしてドイツ様の準備が整うまで、時期は少々遅らせても良いかもしれません。対ユーゴ・ギリシャ戦はドイツが動くであろう、1939年まで遅らせても大丈夫でしょう。
フランスとの海戦で少々海軍に被害が出るかもしれませんが、旧式艦なのでこれもあまり気にする必要はありません。
この戦いにより、大量のアルミと鉄鋼、そして工場と陸軍経験値が手に入ります。ただし沿岸部の防衛と、レジスタンス対策用にいささかの部隊が必要となるでしょう。
ただしイタリアに限りませんが、Ver1.3.3ではAIが独立保証を積極的にかけるため、こういった狂犬プレイは非常に行いづらくなっており、序盤の自由度が低下しています(今後のVersionでまた変化するかもしれません)。
初手ユーゴ→ギリシャルートについて †
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Ver.1.9環境において再現できない要素が含まれています(ユーゴスラビアにチェコスロヴァキアだけでなくフランスが独立保証しているためユーゴ宣戦でフランスと戦争になる)
GC開始時にはユーゴスラビアにはチェコスロヴァキアの独立保証がかかっており通常通り
NF「ユーゴスラビアの領有権主張」を獲得して開戦するとチェコが参戦します。間にハンガリー・ルーマニアを挟んでおりますので併合できず、時間が経つにつれ連合介入の可能性が増加します。
ですが、おおむね1937年4月ごろを目安にチェコスロヴァキアがNF「西側を信じる」を取得してユーゴスラビアへの独立保証が失効します。また拡張DLCであるDoD導入後は、
初期拡張で主流だったギリシャの併合時に独立保障をかけているルーマニアと雌雄を決する事が必須となりました。これを利用して、ユーゴ戦直後にギリシャ・ルーマニアをまとめて食べてしまおうという初期拡張です。
※編集時で3度ほど試してすべて成功しましたが、その後さらにテストプレイを繰り返した結果、スペイン内戦に義勇軍派兵+国粋派が共和派を併合+ユーゴ併合+日中開戦が早い時期で全て条件として出そろうと、
ペースが早ければ1937年8月にNF「ギリシャと交戦」を取得しても既に英国からの独立保障がギリシャに掛かってました。確実性を重視するなら、スペイン内戦に義勇軍を派遣しない事をお勧めします。
初期の手順はギリシャ併合ルートとほぼ同様。エチオピア戦の際は、北方方面軍・南方方面軍にそれぞれスキル1の指揮官を配置すればそれぞれ降伏までに、南北それぞれの指揮官が
スキル2〜4に成長するのでお勧め。これでジョバンニ将軍と合わせて主力にしましょう。
NFを「エチオピア戦争の兵站」「工業への注力1」「工業への注力2」と進めます。
早ければ1936年のエチオピア戦争終結前にはスペイン内戦が始まりますが義勇兵の派遣は見送りましょう。国際緊張度の上昇を招く行為はギリシャ併合まで慎みます。
この間、簡単な師団テンプレートの改廃と訓練を実施します。ギリシャのみの侵攻の際よりスケジュールはタイトです。急激なテンプレートの改廃により備蓄不足や調練の遅れに注意。
続いてNF「アフリカへの凱旋」「ユーゴスラビアへの領有権主張」を取得。
ユーゴNF取得で4%の国際緊張上昇。併合で3〜5%上昇です。
スペイン内戦が終結してるとかなり危険な水域。泥沼化を祈るとともに盧溝橋事件が遅れることを祈りましょう。
この時点でチェコの独立保証失効前に「ユーゴスラビアへの領有権主張」が完了します。続けてNF「アルバニア占領」「ブルガリアとの友好」「鋼鉄条約」or「イタリア至上主義」取得まで進みます。
だいたい、アルバニア占領を取得開始するころにチェコがNF「戦略的決断」「西側を信じる」を取得することが多いです。概ね、領有権を主張している州への正当化が120日前後。
1937年に入り、チェコが「戦略的決断」を取得しているのが見えたら正当化を開始しましょう。
それと同時に戦闘計画の立案を開始します。半島北方チロル方面から山岳兵中心の主力歩兵部隊10〜15師団を平押しでザラの軍港から5〜10師団をベオグラードにそれぞれ進行させましょう。
北方にはユーゴ機甲師団がつめていることもあるので戦艦からの艦砲射撃を期待して待機させるのもおすすめです。NFの進行速度によってはアルバニアも併合済みだと思うのでこちらからも進軍させ余裕があればダルマチア・モンテネグロへの強襲揚陸を。
苦労なく併合できると思います。
併合が終わったらすぐに部隊を二手に分けましょう。
20師団程をルーマニア国境へ。主力山岳歩兵はギリシア併合に向かわせます。アテネ強襲をねらって半島南部への強襲揚陸の布石も用意しておきましょう。
アテネにこもられると、山岳兵20師団程度で殴っても戦闘幅の関係で数か月戦線が動かないこともあります。可能な限り強襲揚陸での包囲・あわよくばそのまま奪取を狙っていきましょう。
ギリシャ併合後はルーマニアは平押しでも構いませんが、スペイン内戦終了までに間に合わせるつもりであれば機甲師団でVPを狙っていきましょう。
新ローマルートであればブルガリアに参戦してもらってもいいでしょう。ただ、ここまでやってもルーマニア降伏までにスペイン内戦が終わらない保証は全くなく、内戦終結が遅れたスペインは大戦への参戦が遅れる傾向があります。
(つまり、ジブラルタルの確保が遅れる可能性が高いです。)
そこまでして西伊同盟の取得にこだわる必要があるかどうかは・・・。やはりDoD導入後は鋼鉄条約ルートの方が鉄板かもしれません。
また政治力と緊張度次第では
国粋スペインへの支援取得→スペイン内戦終結→ギリシャに戦争正当化→
NF「ユーゴ領有権主張」を取得。→緊張度を調整して、必要があればユーゴ・ギリシャに同時宣戦(緊張度が低く、英国介入まで余裕があれば各個戦線)という事も各国戦略イタリアコメから可能なようです。(むしろDoD導入以降こちらが主流っぽい?)
ただ、ギリシャ+ルーマニア同時進行でも多少苦労します。
これにユーゴ侵攻中にルーマニアからも機甲師団の援軍がくると軽戦車師団が薄弱なイタリアではかなりの苦戦が想像されます。実際に3カ国を相手にしたことがある方は加筆修正頂けましたら・・・。
※ちなみに普通にスペイン内戦終わらせて、普通にユーゴ併合して普通にギリシャ併合
出来るときも多いです。体感確率5割くらい。英国の独立保障時期のブレ幅が大きい気が
する・・・
初手イギリスルートについて †
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まずはエチオピア戦を速攻で終わらせます。全師団と航空機を投入しましょう。
エチオピア戦で得られた経験値で歩兵6のテンプレートを歩兵7砲兵2に変更します。
野戦砲と歩兵装備を全力で生産して充足を上げましょう。
NFや研究は好きなものを取りましょう。枢軸に加入し、ドイツに進入できるようにします。
以下の2つの軍が必要です。
・イギリス本土に強襲上陸する軽戦車騎兵込み24師団
オランダ隣のヴィルヘルムスハーフェンの港に向かわせ、8師団ほどでロンドン隣のグレーターロンドン港に強襲上陸を予約します。
・サルデーニャ島の港からジブラルタルへ強襲上陸し補給路を確保する2師団
海軍は潜水艦を地中海西部に、主力艦を北海東部とイギリス海峡に回し制海権を取りましょう。ただし主力艦は半壊もしくは全壊に近い被害が出ます。
政治力がたまり次第イギリスに正当化をかけましょう。
正当化が完了したら即開戦します。ドイツにも参戦要請しましょう。
ここで2つの強襲上陸が成功するかの運ゲーになりますが、大体成功します。ジブラルタルには開戦直後は守備兵はほぼいませんので、敵海軍に絡まれなければ大丈夫です。
グレーターロンドンに上陸成功したらいったん時間を止めて1師団ずつ空港と港に走らせましょう。残りの師団も上陸できればこの時期のイギリスは師団が少ないのもあり簡単に勝てます。イングランドの南部、北部をくまなく塗りつぶせばエジンバラあたりで降伏します。
イギリス開戦後にオランダに正当化し宣戦すると講和会議で世界のゴム資源地帯を独占できます。
講和会議ではドイツにジブラルタルとスエズを持っていかれないよう、先に取得しましょう。
新・初手フランス(ver 1.6.2+MtG) †
ゲームバランスを著しく破壊します。アップデートで使用できなくなる可能性があります
概要 †
ver 1.6からイギリスが独立保障してくるようになったため、難しくなった初手フランスですが独立保障されない方法はまだ健在のため記載します。
初手でフランスに仕掛けることにより、楽に世界制覇を狙う戦略です。
基本的には日本のいわゆる初手フランスと同じような攻略の流れになるので、そちらも参考にしつつ攻略をお願いします。
※スペイン内戦の時期により各種外交タイミングをアドリブで調整してください。
空海軍をうまくやりくりすれば実は枢軸に入らなくても、サルデーニャからノルマンディー上陸作戦ができる。
枢軸入りに比べて海上移送の分時間は多少かかるが、以降も下記の作戦が使えるためスペイン内戦の時期に左右されないなど十分に検討の余地がある。
(1) フランス戦の準備 †
まずエリトリアとソマリランドを傀儡国として独立させます。
そうすることでNF「エチオピア戦争における兵站」をスキップすることができます、その後は追加の研究枠まで一直線です。
ただしフランスへ正当化が完了するまではnfを取得しないようにしましょう、政治力が増えやすくなります。
研究は「戦略爆撃機」か「戦術爆撃機」を必ず研究しておき、それ以外はいつもどおりで。
空軍と陸軍でエチオピア戦争を速攻で終わらせます、その際必ず傀儡にしてください(傀儡国に吸収させるとアフリカから凱旋できません!)
傀儡化することで緊張度の上がり幅を縮めることができます。
政治力が溜まり次第フランスに正当化を行ってくだい。
※よく国際緊張度を確認してください!スペイン内戦のタイミングにより毎回時期が前後します!
スペイン内戦が勃発しても義勇軍は送らないでください。
ラインラントや防共協定により国際緊張度が少しずつ上がるので注意深く国際緊張度を観察してください、25%を超えるとイギリスが独立保障してしまうので極力国際緊張度が上がらないように立ち回りましょう。
国際緊張度が22%になったタイミング(早ければ9月ごろ遅ければ11月ごろ)で枢軸に加盟してください、ギリギリ25%を超えないで枢軸に加盟できます。
枢軸加盟10日前くらいに、上陸用師団+後続師団をエチオピアに送ります、その際にスエズ運河を通行禁止にして喜望峰経由になるようにします。
枢軸入りと同時にジブラルタルを超えているくらいに調整しておきます、無事枢軸加盟後はヴィルヘルムスハーフェンへ移動先を変えておきます。
海軍もヴィルヘルムスハーフェンへ移動させ全艦隊を上陸支援任務にしておきます
師団の海上輸送中に更に上陸作戦を計画します。
そのときに全師団を1箇所へ上陸させると、立案に70日かかるので全部別プロビへの上陸作戦にすることで7日で立案できます。
(2) フランス戦 †
開戦と同時に蘭印へ正当化を行ってください。
また、傀儡とドイツに参戦要請は出さないでください、
本国防衛師団はごく少数+エチオピア遠征軍で十分です。(遠征軍強奪バグを使用している場合は遠征軍だけで十分)
地中海にイタリア海軍がいないため多少輸送船に被害が出ますが、ドーバー海峡は無事制海権が確保できます。
空軍は全力でフランス北部の制空権を取りましょう、上陸中は強攻命令を出して突き進みましょう。
パリが落ちれば無事フランスが講和会議に出席します、おそらく2週間もあれば終わります。
以降は日本のいわゆる初手フランス(3) 連合戦の準備と同じ流れになります。
ただし独立保障周りは日本が例外なだけなので、ベルギー戦は行わず直接連合戦になるので注意。
またオランダ戦は無理に港に上陸しなくても、ドイツ国境部に上陸することでイタリア領になり、ドイツに参戦させなくても陸路で援軍を送ることができます。
連合戦時は「ユーゴスラビア」と「トルコ」に宣戦布告することをオススメします。
この二国はイタリアの正当化ボーナスの対象の上トルコならルーマニア、ユーゴスラビアならチェコスロヴァキアがおまけで参戦してくれるのでオススメです。
開戦時はイギリスに直接ではなく「ポーランド」あたりが良いでしょう、「スウェーデン」も美味しいですが正当化時間が余計にかかるので注意。
新・初手イギリス(ver 1.6.2+MtG) †
ゲームバランスを著しく破壊します。アップデートで使用できなくなる可能性があります
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概要 †
ver 1.6から燃料が追加された関係で奇襲をかけた場合は、ロイヤルネイビーでも展開に時間がかかるという点をついた攻略法となります。
初手イギリスからベネルクス、フランスと安全に攻略を行うルートです。
※現在ルートの模索中なので何かありましたら追記編集よろしくおねがいします。
(1) 準備 †
まずエリトリアとソマリランドを傀儡国として独立させます。
そうすることでNF「エチオピア戦争における兵站」をスキップすることができます、その後は追加の研究枠まで一直線です。
空軍と陸軍でエチオピア戦争を速攻で終わらせます、その際必ず傀儡か併合してください(傀儡国に吸収させるとアフリカから凱旋できません!)
政治力が溜まり次第マラヤに正当化を行ってくだい。
エチオピア戦後は枢軸に加盟して、全軍をドイツに持っていきドーバーへの上陸作戦を立案します。
(2) 連合戦 †
海軍は本土の護衛艦隊と上陸支援艦隊に分割し各種任務に割り当てます。
空軍も海軍の援護をさせます。
マラヤへの正当化が完了次第宣戦布告を行い、そのまま蘭印に対して正当化を行いましょう。
上陸後は後続を送りつつ塗り絵を行います。
蘭印への正当化が完了次第宣戦布告を行い、ベルギーへ正当化します。
戦略爆撃でオランダを講和会議に引っ張り出して不毛の地は「解放」して緊張度を下げておきます。
(攻略が早すぎると講和会議に出席しません)
(3) ベルギー戦 †
各植民地や資源地帯、要衝を確保しても「解放」したことでギリギリ緊張度が25%を超えないためそのまま旧オランダ国境に軍を待機させます。
そしてベルギーへの正当化が完了次第宣戦布告を行い、フランスへ正当化します。
こちらも平押しで問題ありません。
講和会議では不毛の地は「解放」して緊張度を下げておきます。
その後各植民地から遠征軍を要請しイタリア本土-フランス国境に展開させます。
正規部隊を二分しポーツマスからノルマンディー上陸作戦を行う部隊と、旧ベルギー国境から攻撃する部隊に分けます。
ドーバーの海軍が心もとない場合は、全艦艇を上陸支援用にしても構いません。
(4) フランス戦 †
正当化完了と同時に宣戦布告を行います。
旧ベルギー国境とイタリア本土-フランス国境の部隊はノルマンディー部隊の釘付け要員なので、不利でも突撃を行い続けます。
ノルマンディー上陸後は後続を送りつつパパっと周囲の港と空港、パリを確保します。
講和会議では不毛の地は「解放」して緊張度を下げておきます。
(5) その後 †
以降は英仏ベネルクスの工業力を利用して進めていけばどの国にも負けることはないでしょう。
理想は英仏を併合して壊滅した海軍を補充できるとかなり楽になります。
ただ連合は壊滅しておらず、事あるごとに介入しようとするので注意しましょう。
初手アメリカ(ver 1.10.2+MtG+LaR) †
ゲームバランスを著しく破壊します。アップデートで使用できなくなる可能性があります
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概要 †
アメリカが南米諸国に行っている独立保障を逆手にとってアメリカに宣戦し多くの工場を確保、
ゴムとクロム以外の資源を奪取します(初期正当化目標によってはクロムも)。
初手フランスではフランスを傀儡とするとドイツNFからの宣戦布告を招きますが、このルートではそのリスクがありません。
(1) 準備 †
空軍と陸軍でエチオピア戦争を速攻で終わらせます。工場確保のため、アメリカを下すまでは併合のほうがいいでしょう。
海軍は水上艦のみ艦隊と潜水艦艦隊を作成します。ベネズエラに入港権を要求し水上艦隊はベネズエラの港に待機させます。
潜水艦隊はサルデーニャ島の港に待機させます。
イタリアの初期師団編成にはまともなものが何一つないので、溜まった陸軍経験値で歩兵師団に歩兵を加え20幅に、騎兵師団も10幅にします。
騎兵師団を12師団徴兵します。
LaR導入済みで協力政府を作成する予定の場合、ゲーム開始時点から諜報機関を作成し、アップデートを重ねて諜報員を2名確保しておきましょう。
また協力政府作成には最終的に民需工場が20個以上必要になるため軍需工場とバランス良く建設しましょう。
協力政府作成時に必要なため銃と支援装備に工場を多めに割り振って下さい。
(2) 正当化目標の選定 †
正当化目標は以下の2国から選択します。
・ドミニカ
・キューバ
ドミニカは初期師団が少なく、首都を落とされるだけで降伏するためその後のアメリカ本土までの上陸が早くなります。この場合首都とその北のプロビに強襲上陸を
サルデーニャ島から行います。
キューバは初期師団がそこそこあり、降伏させるには首都と東のVPの確保が必要です。強襲上陸先を多くし、敵師団を孤立させて撃破します。
キューバは大量のクロムを産出するので後々の海軍増強や戦車師団作成時に役立ちます。
(3) 開戦〜アメリカ本土上陸 †
正当化が完了したら潜水艦隊を地中海西部〜カリブ海までの上陸ルートで通商破壊任務につかせ、宣戦します。
宣戦直後に制海権を確保でき強襲上陸が発動します。制海権が取れない場合は任務を変えるか、水上艦隊にも任務を割り当ててください。
強襲上陸が発動したら潜水艦隊もベネズエラの港に移動させます。
正当化目標国が降伏したら強襲上陸に使った師団を1師団ずつアメリカ本土のレベルの高い港周辺に強襲上陸を設定してください。
このときに水上艦隊も上陸支援任務を割り当てて制海権を一瞬確保します。そのまま任務を割り当てているとアメリカ海軍によって壊滅させられるので任務解除します。
なるべく戦線を広くするためルイジアナやミシシッピあたりがいいでしょう。フロリダは戦線が狭く突破に時間がかかります。
東部沿岸海域の制海権は取れないことが多いのと、西海岸VPから遠くなるので狙う必要はないでしょう。
(4) アメリカ本土戦 †
上陸したら東海岸と中央北部のVP確保にそれぞれ1軍団割当てて進軍させます。
上陸直後に空港のあるプロビを早急に確保してください。確保できない場合進撃が遅滞します。
新規徴兵した騎兵師団は敵の強襲上陸を防ぐため大西洋に面した海岸沿いの州すべてと西海岸のカリフォルニア州の地域防衛をさせます。海岸線の防衛任務は外し、それ以外を選択します。
この時期のアメリカ陸軍は充足がとても低く、騎兵師団でも押し勝つことができます。
戦線が広くなれば敵師団は数が不足し容易に包囲殲滅できるので積極的に殲滅します。戦線がスカスカになったら騎兵を西海岸のVPに手動で走らせます。
協力政府を作成する場合は協力政府作成作戦を2度行って最低でも迎合度を60確保しましょう。
順調に進撃できた場合、降伏限界を確認し作戦終了まで降伏させないように進軍を一時停止しましょう。
(5) 講和会議 †
VerUPにより全て併合を選んでも人的資源が払底するほとんどなくなりましたので、米海軍確保のため1プロビのみ傀儡にし他は併合しましょう。
協力政府を作成し、傀儡にレンドリースや建設を行い併合すれば英仏を凌駕する海軍を編成でき、地中海で圧倒できるでしょう。
アメリカの資源を輸入するためにジブラルタル海峡を通過する必要があるので、連合orスペインと開戦する場合は気をつけましょう。
コメント †
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