各国戦略
ポルトガル †
イベリア半島の南西に位置するきれいな長方形国家。アフリカからマカオまで小さくはあるものの植民地を保有している。
史実ではエスタド・ノヴォを率いる独裁者António de Oliveira Salazarが元首としており、スペイン内戦ではフランコ派と対立した人民派の勝利を危惧したポルトガルはフランコ派を支援した。
WW2では中立を宣言したが連合にはアゾレス諸島を貸出して枢軸には特産品であるタングステンを(スイス経由で)輸出した。
なお初期元首のサラザールは1.9アプデが来るまでなぜか晩年の姿で実装されていた。もちろん今は時代にあった姿である。
歴史の概要 †
1932年にサラザールが権力の座について以来、 ポルトガルは第一共和国の不安定な時期から徐々に距離を置いてきた。 主要国からの財政上の自立と政治的独立は、 エスタド・ノヴォの創設につながり、 ポルトガル産業の発展と軍の近代化の基礎を築いた。
隣国スペインで政治的・社会的不安定が増し、 国際緊張が絶望的に悪化している今、 ポルトガルは進むべき道を決断しなければならない……
国力 †
- 安定度・戦争協力度
安定度は国民精神の説明の割には高め。民主主義国家並の戦争協力度の低さがネックである。
初期の安定度は指導者のプラス特性と国民精神「不安定な共和国」のマイナス特性が打ち消し合うため問題ないが、指導者が変わると週-0.5%の減少が始まる。
NFの取り方によっては、安定度0%からの脱出がほぼ不可能となり、とーっても酷い目に遭う。
指導者が替わるNFを取得する際は、変更後の指導者特性と国民精神「不安定な共和国」の削除可能な時期を考慮しよう。
- 工業力
驚きの軍需2。中堅国としてはインド帝国に並ぶ少なさである(独立してるだけあちらよりはマシ)。
造船3はブラジル方面に手を回すための造船か、鋼鉄や石油輸入の為の輸送船に充てるべきだ。ブラジルと統合されれば十分海軍力は高くなる。
- 資源
このタングステンの多さである。砲兵から中戦車、ひいてはジェット飛行機にまで使える。数も多いため自分も使い輸出して民需を稼ぐこともできる。
一方で鋼鉄が足りない。ただでさえ少ない軍需工場で出力する歩兵装備がなお少なくなる。クロムは序盤の使い道も少ない&タングステンは逆に余る為、自由貿易がベターか。
- 人的資源
限定的徴兵でも20幅12師団を作る頃には人的が尽きる。更に徴兵制度を引き上げようとしても初期戦争協力度の低さが大いに足を引っ張るだろう。
なおNF「植民地における同化政策」を取得後非中核州の人口10%を人的資源にできる。傀儡として開放して人的絞り取った方がいいとか言わない。
アンゴラ(3.25M)とモザンビーク(4.13M)はNF「ルゾ・トロピカリズモ」完了後に2つのディシジョンで730日後中核州にできる。(なお-0.2x2=-0.4の政治力が下がる…。)
- 州
初期インフラは中核州は平均して5、植民地は2である。
レジスタンスの強さは0で迎合度はすべて70%である。
国民精神 †
最近のアプデにみられるデバフを解除していく系の国民精神である。
なお初期元首の特性によってほぼ打ち消されているのが救いか。
「不安定な共和国」は政治ルートの選択によっては、急いで削除しないと安定度が大変なことになる。
安定度向上手段に乏しい共産ルートとファシズムルートは特に注意が必要だ。
NF †
DLC「La Resistance」で追加された。
政体 †
以下ブラジルと同君連合後の国名
以下NF「イベリア社会主義同盟」後の国名
初期中道、António de Oliveira Salazarは多少有名な人物なので説明は省くが32年から68年まで首相(独裁者)であった。その68年に愛用の椅子が壊れ頭部を強打し意識不明の重体に、その後復活するもすでに政権はもう彼の手にはなかった、(ここから一部WIKI引用)だが、側近や身の周りの人間たちはサラザールにショックを与えないため、その執務室を病態に陥る以前と同じ状態に保全したのみならず、当時のポルトガルの動乱のことなどは一切記載されない偽の新聞を読ませ、サラザールが権力を喪失した落胆に見舞われないよう配慮した。彼はこの執務室で、もはや何の影響力も効力のない命令書を書き、偽の新聞を読んで晩年を過ごした。そのまま70年にポルトガルが混乱状態にあることを知らないまま死亡した。
民主主義はJosé Norton de Matosでポルトガルの将軍および政治家。1917年に一時期、第一共和政と対立し亡命するも帰国した。その後49年までサラザール政権に反対する主要な野党人物だった。その後ポルトガルの植民地主義を擁護した。55年死亡。
共産主義はBento António Gonçalvesで30年にサラザール政権の政治警察に逮捕され33年に帰国。35年に第7回コミンテルン会議に参加した後にまた逮捕され42年にそのまま病気で亡くなった。
ファシストはFrancisco de Barcelos Rolão Pretoでポルトガル国家サンディカリスト運動の指導者。34年にサラザール政権で逮捕、追放されたが35年に帰国、スペイン内戦ではフランコ派に参加した。WW2終了後ファシズムから離れた。その後74〜77年まで君主主義者党の首班格の一人であった。77年死亡。
王ルートはDuarte Nuno de Bragançaで1910年に廃止された王室の王位請求者(なおここら辺の家系がしっちゃかめっちゃかなので省く)51年にサラザールは王政復古を考えたが結局やめた。76年死亡。
おまけ
ブラジル帝政復古併合ルートの元首(ブラジル王党派NFが追加されたら移動します)
Arlindo Veiga dos Santos 忠実な君主主義者(日毎の中道への支援+0.1)
ブラジル君主制組織の議長、hoi4でも珍しい(一人?)な黒人サングラス。
その後本を出版し評価された、78年死亡。
Prince Pedro Henrique 未熟な君主(各閣僚コスト+25%)
あの有名な大規模MOD「kaiserreich」でも見たことがある彼である。なおこっちも家系図がめちゃくちゃだ。ブラジルの帝位請求者の一人。81年死亡。
なおこの時の国名は「ブラジル帝国」であるが共産主義だろが民主主義だろうが「ブラジル帝国」を名乗る。
16人もいるがまともに雇えるのは少ない
企業 †
普通の中小国と同じもの。ただし航空機設計局が軽飛行機のみとなっている。(それだってNFを踏まないと使えない。)
技術 †
- 研究枠は初期2つ。
- 陸軍
1936年制銃、支援装備の工兵1、34年制野砲と36年制対空砲。
- 海軍
36年型駆逐艦船体、基本型爆雷、36年型潜水艦船体、基本型魚雷、海軍砲術、輸送艦、触発機雷、式設型潜水艦。
- 空軍
戦間期型戦闘機、36年制近接航空支援機、戦間期型爆撃機。
ドクトリンは真っ白。
軍備 †
歩兵が5師団と騎兵は3師団、充足率は30%である。もう一つの歩兵10師団は100%である。(なおすごく弱い)
なお空軍理論家はNF「自由選挙の許可」を踏まないと雇えない。
- 長官
陸軍のロラン・プレト(回復率の人)はNF「人民戦線」かNF「体制の強化」を選ぶと選択できなくなる。
同じく陸軍のジューリオ・ボテーリョ・モニス(経験値の人)はNF「エスタド・ノヴォ」を選択しないと選べない。
- 将校
- 元帥
28年から29年まで大統領であった。52年死亡。
- 将軍
Luís Augusto Ferreira Martins
大砲将軍であり、 ポルトガルの 歴史家、67年死亡。
Raul Augusto Esteves
55年死亡。
なお顔写真が存在しているのに、なぜか汎用顔が適用されている。
以下スペイン内戦中立ルートのNF「自由選挙の許可」で追加される人
- 将軍
サラザール政権反対派、そのため30年に逮捕され37年に恩赦、軍事改革に参加した。71年死亡。以下の同じく追加される提督と反サラザール派として共闘したことがある。
- 海軍
- 提督
926年5月31日から6月16日までの期間、大統領、首相を務めた。
反サラザール派、65年死亡。
以下スペイン内戦中立ルートのNF「自由選挙の許可」で追加される人
あまりの名前の長さに特性と被って見えずらい。
上の同じく追加される将軍と反サラザール派として共闘したことがある。
40年に逮捕45年にふたたび逮捕、65年に死亡した。
- 空軍
戦間期型爆撃機 12機
近接航空支援機1 12機
諜報機関 †
- 初期名PIDE(固有画像有)
- スパイ
固有スパイはいない。
DLC「LaR」導入下 †
DLC「LaR」で固有NFが追加された。各イデオロギーはもちろんスペイン内戦へ介入するかどうか、介入する場合はどのくらい積極的に関わるか、また独自陣営か既存陣営へ加盟するのかなどとにかく選択肢が多い。
基本方針 †
まずは研究枠を増やすことをお勧めする。2枠では陸軍研究と産業研究すら満足に回せないし、海空軍研究などもってのほかとなる。
また、少なくとも陸戦をする前にはデバフ国民精神「頼りにならない軍隊」を消しに行こう。ただでさえ中核州人口6Mのポルトガルが更に-25%もの補正を受けては軍備が整えられず、指揮統制率-10%が戦闘に大きな不利を生む。
もっとも、こちらから動こうとしなければスペイン内戦終了まではどこからも攻められる要素はない為、1937年前半までは軍備より内政を重視すべきか。
もう一つのデバフ「不安定な共和国」は最低でも5つのNFを踏まなければ削除出来ない。政治ルート次第では「不安定な君主主義」となることもある。(削除可能)
いずれにせよまずは地続きのスペインとどう付き合うか、植民地方面をどうするかを考えるのが重要だ。
特にスペインはポルトガル初期人的&工場の貧弱さでは内戦終了後に即戦うことになったとしても有利とは言いがたいだろう。
その他の注意点として、低い戦争協力度に加えて安定度低下系NFの存在がある。特定のNFを踏むと安定度が-20%される。戦時に突入すると、50%を割り込んでバッドイベントを引く可能性が出てくる。
国力の乏しいポルトガルにこのデバフは非常にきついので、戦時までにディシジョンで安定度をあげることをお勧めする。戦争協力度もあげられるのなら是非上げたい。
「人民戦線」(共産コミンテルン加盟)ルート †
「人民戦線」「イベリアの労働者よ団結せよ」(共産独自陣営)ルート †
共和スペインを支援しながらも途中で自国の内戦も始まるルート。
共和スペイン(&カルロス主義)&共産ポルトガル対国粋スペイン(&無政府主義)&中道ポルトガルの対決が始まるカオスさが売り。
とはいえ、スペイン内戦を終結させ、自国のイデオロギーを共産化させればスキップ可能なので内戦するメリットは何一つない。義勇軍を送り付けて共和派を勝たしてしまえばよい。
こちらのルートはイベリア半島全てを中核州と化す事が出来る。イベリアを統一した我々人民共産圏は南米の同志たちを目覚めさせ、共に団結して敵に立ち向かうのだ!
このNF「イベリアの労働者」NFは、踏むタイミングも肝心となるだろう。というのも、共和派の勝利後は工場を獲得できるNFが多く存在している。さっさと踏んでしまうとこれらが獲得できなくなるので悩ましいところだ。
NF宣戦は主要国又は隣国のファシズム国家に行うものが一つ。なおドイツとフランスを共産主義に傾倒させることも出来る。
ほぼ最速で踏まないと連合に入ってしまうフランスや、ヒトラーへの反抗無しでは共産にならないドイツにどれほどの効果があるかと言われると疑問だが。
「人民戦線」「最前線への派遣」(スペイン共闘)ルート †
「人民戦線」「スペイン内戦における厳格な中立性」(民主連合加盟)ルート †
「人民戦線」「スペイン内戦における厳格な中立性」(民主独自陣営)ルート †
NF「国家の武装」は択一でない為その気なら民主→共産(又はその逆)へ移行が可能。「国家の武装」の国民精神は徴兵可能人口を増やすが、指揮統制-10%という大きなリスクを背負うことになる。
肝心の択一NF「スペイン内戦における厳格な中立性」だが、これを踏むことでスペイン内戦への介入は実質不可能になるが、民主主義国家との友好度は大きく上がる。
またイギリスの投資によりタングステンがリスボンに更に50増える。ポルトガル一国で340ものタングステンを持つことになるわけだ。
NF「自由世界の保障」で各中道もしくは民主主義国家の小国に独立保障をばら撒ける。陣営は作成可能になるがこれを利用して連合にシレっと入るのもいいだろう。
「エスタド・ノヴォ」「スペイン内戦における厳格な中立性」(民主連合加盟)ルート †
「エスタド・ノヴォ」「スペイン内戦における厳格な中立性」(民主独自陣営)ルート †
「エスタド・ノヴォ」「国粋派スペインを支援」(中道連合加盟)ルート †
「エスタド・ノヴォ」「国粋派スペインを支援」中道枢軸加盟)ルート †
「エスタド・ノヴォ」「国粋派スペインを支援」「体制の強化」「名誉ある英葡同盟」(中道連合加盟)ルート †
国粋スペインを支援しつつも自国はあくまで中道として進むルート。徴兵可能人口にちょっとだけ補正がつく。
特筆すべきは「体制の強化」ルート限定のNF「スパイの都」。ドイツとイギリスが戦争を開始していないと踏めないが、諜報員スロットを一つ増やすことができる。
また、NF「栄誉ある英葡同盟」で連合に入ることも可能である。この際スペインに連合国or枢軸どちらかに加入を促す事も可能だ。
中道のポルトガルがファシストのスペインと共に連合国に加入するちょっと混乱しそうな道を選ぶのか、こちらは連合に入りつつ(枢軸の)スペインと戦うかは自由だ。
「エスタド・ノヴォ」「国粋派スペインを支援」「体制の強化」「得々たる孤高」(日ソ撃破ルート)ルート †
上記「名誉ある英葡同盟」ルートとあまり変わらない。(中道なので初期拡張は難しいしNFで日本やドイツと戦争すれば大体連合加入要請が飛んでくるため)
ソ連を敵に回せばファシズム側につけるのが利点か。NF「得々たる孤高」の効果でエスタド・ノヴォの効果がやや上昇する。
「エスタド・ノヴォ」「国粋派スペインを支援」「国家サンディカリズム」(ファシスト枢軸加盟)ルート †
NF「黒シャツ隊」により更に徴兵可能人口に補正が入る。NF「軍事独裁」を踏むタイミング次第では内戦が始まる事にも注意。
スペインに枢軸or連合加入を促せるのも「国粋派スペインを支援」ルート共通の利点だ。イベリア半島を国粋主義に染めてやろう。
「エスタド・ノヴォ」「国粋派スペインを支援」「国家サンディカリズム」「第五帝国」(ファシスト独自陣営)ルート †
燦然と輝くNF「第五帝国」が醍醐味のルート。
「第五帝国は凶悪な野心を有する」(ポルトガルとの友好度-100)(貿易関係-100)というえげつない外交感情を全ての国家にバラまく。
だが同時に獲得する国民精神「第五帝国」(非中核州の人的+5%、師団消耗-10%、戦争協力度+10%、週の協力度+0.5%、正当化時間-50%、物資補給猶予+48時間)は強力。
文字通り世界を敵に回しながら、我々ポルトガルによる第五帝国を築き上げるのだ!
「王室の結婚式」「再統合した王室」(中道ブラジル連合独自陣営)ルート †
王室の結婚式以下から始まるこのルートでは立ち上がりこそデバフ塗れだが、ポルトガルとブラジルそれぞれで君主主義を扇動し、ブラジルの君主主義化に成功すると併合した後ブラジル全土を中核化することができさらに強力な国民精神を得ることができる。それさえ成功してしまえば大国並の人的資源*1に大量の請求権、宣戦事由で暴れまわることができる。
ブラジルの併合・中核化がされるNF再統合した王国まで解説していこう。
ポルトガルの君主主義化 †
ポルトガル本国の君主主義化はいたって簡単でNFエスタド・ノヴァ、王室の結婚式〜君主制の復活まで一直線で取っていけば内戦せずにすぐに君主主義化できる。この時点では毎週安定度-0.3%に日毎政治力がNF取得中、王室の結婚式で解放される伝統理論家を雇っても+0.8となかなかにひどい状況だ。
ブラジルの君主主義化 †
一方ブラジルの君主主義化はそこそこの時間と政治力がかかる。NFブラジル君主主義者の蜂起を取るとブラジルの与党がファシストになり支持率がファシスト80%、中道20%になり日毎中道支持率が+0.05される国民精神が付く。続くNFブラジル帝国は一定の条件*2でNFを完了するとブラジルで内戦が起きてしまうが、この条件を満たさないのはかなり厳しいので内戦でさっさと中道化させるのが楽だ。
このブラジル内戦は中道支持率によってファシストブラジルと中道ブラジルの戦力比が大きく変わり初期のファシ80中道20で始めると戦力比はファシ6師団に対して中道1師団になってしまう。腕に自信がなければある程度中道支持率を上げてから内戦を開始した方が無難だろう。能動的にブラジルの中道支持率を上げる方法はNF王室の結婚式で解放されるディシジョンブラジルの君主主義感情を扇動と諜報員を使ったイデオロギー支持工作がある。イデオロギー支持工作は諜報網が100%、諜報員二人でイデオロギー支持工作をした場合日毎中道支持率+0.08程度の効果がある。どうせ他に諜報員の使い道もないのでやっておこう。どこまで中道支持率を上げるかはPSや戦略、目標によるが参考までに筆者プレイ時は中道支持率が50%近くまで上げファシストブラジルと中道ブラジルの戦力比はほぼ五分五分になりイデオロギー支持工作を使ってもそこまで行くにはちょうど研究枠4枠目NFを取り終えた当たりの38年2月ごろまでかかった。
さて任意の支持率まで中道支持率を上げたらNFブラジル帝国を取って開戦だが中道支持率によらず中道ブラジルの初期領土はリオデジャネイロとミナスジェライスの2州のみだ。ファシストブラジルは首都サンパウロと沿岸部のVP都市をいくつか落としてやれば降伏するので強襲上陸を活用してやれば簡単に降伏させることができる。そのため低支持率で開戦する場合はある程度の海軍軍拡をしておこう。
ブラジル統合とその後 †
内戦が終結すればNF再統合した王室によりブラジルを併合・中核化しデバフ国民精神が消去されさらに強力な国民精神を得る。最終的には指導者特性と政治ルートで得る国民精神だけで週戦争協力度+1.0%、週安定度+0.5%、日毎政治力+0.3、毎週人的資源増加+1000と強力な補正を得る。
その後はアフリカ、アジア、ラテンアメリカの旧植民地に請求権を得たり世界中のファシストや共産主義者に戦争目標を得たり暴れまわることができる。
尚このまま独自陣営でいく場合は陣営に加盟してくれる可能性のある国はスペイン*3と冬戦争中のフィンランドや独ソ戦後にソ連に攻められている中東諸国くらいしかいないのでスペインを食べてしまうと諜報員が全然増えない。それを踏まえて拡張先を考えよう。
「王室の結婚式」「イベリア王室同盟」(カルリスタスペイン同盟)ルート †
カルリスタ・スペインを支援するルートで、「イベリア王室同盟」まで4つのNFで構成されている。一つ目のNF「戦争でスペイン君主制を支援」は、カルリスタ・スペインに人的資源10Kと歩兵装備2Kを送り付け、【戦争における義勇軍】の国民精神を獲得する。これにより、“ポルトガルが支援している”カルリスタ・スペイン陣営へ義勇軍を4つ個師団送る事が可能となる。実際に陸戦する際は、初期の陸軍デバフ国民精神を取り除かなければロクに戦えない。
次の「レケテを支援」はそこそこの研究バフ及び陸軍経験値を獲得するNF。山岳兵を活用するならば習得したい。また陸軍経験値+15は、初期のポルトガル歩兵師団を、歩兵6から歩兵7砲兵2へ改造可能にする経験点量なのでありがたいところ。義勇軍に出している師団を改変して投入したい。
三つ目のNFは純粋にカルリスタ陣営としてポルトガルが参戦できるようになる。NF完了後即時参戦ではなく、ディシジョンで参戦時期を能動的に決められる。このNFはスペイン内戦を終了させることでスキップ可能である。義勇軍だけで片付けるつもりなら取らなくてもよいだろうが、国粋スペインがカルリスタルートを取ってない場合、彼らを勝たせるのは難しいので参戦も視野に入れるべきかもしれない(ポルトガルも大して強くはない)。
最期の「イベリア王室同盟」は、カルリスタスペインが勝利した後に習得可能で、スペイン王国と共に陣営立ち上げるというもの。スペイン側が特定のNFを踏んでくれないと取れないので注意。
総じてだが、ハッキリ言って三つ目と四つ目は取る価値が薄いのでやらないほうがいいのではないかと思う。何故かというと、内戦直後のスペインは弱く、同盟相手として頼りがないということに加え、スペインがジブラルタルを巡り英国と戦争しだす可能性が十二分にあるからだ。なら、「イベリア王室同盟」と択一関係にある「オリヴェンサを忘れるな」でサクッとスペインを倒してしまった方が楽なのではないかと思う。
コメント †
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