国家形成 †
DLC「WtT」が必要。対象国家が完全に独立している状態で必要領土すべてを領有か占領すると国家形成のディシジョンが実行可能になる。必要領土を含むいくつかの州が中核州になり人的資源や建築スロットをフルに使用することができるようになる。
また国家形成で変更される奇抜な国の色はこのゲームを作成している「Paradox Interactive」が開発した「Europa Universalis IV」から取られている。
ver1.10.3現在1.10で変更された州の周りの処理が正しくないのか最初から中核州じゃないと中核州にならないことがある。
・ピレネー=アトランティック
・ザラ
・コソボ
・ヘルツェゴビナ
・セルビア南部
・イスタンブル
・アマスィヤ
・ハタイ
・ヴァン
等
アラビア統一 †
見てわかる通り、中核化対象に対象国家であるイエメンとオマーン、アラブ人国家のカタールは無視される。
エジプト共和国第2代大統領のガマール・アブドゥル=ナーセルが樹立を試みたアラブ連合からか。なおアラブ人と関係ないイスラエル(ユダヤ人)では建国は不可。
オーストリア=ハンガリー帝国の復興 †
ハンガリーは国家方針オーストリア=ハンガリー復古の取得後。
第一次大戦にも参加した、中欧の列強国。ハプスブルク家が統治する。
大戦に敗れた後、領土をバラバラに分解させられ消滅した。
オスマン帝国の再建 (BftB無し) †
ビザンツ帝国を倒し、アナトリアおよびバルカンの覇者となった帝国。
古代帝国のイメージが強いが実はこのゲームの年代の20年くらい前まで存在していた。
最後は第一次大戦で敗れた結果、貧弱なオスマンを認めないケマル達が蜂起、スルタン(国王)が廃位され滅亡した。
なお昔はEU4からそのまま持ってきた黄緑色に変更されるのだが、今はブルガリアよりは鮮やかな緑となる。
オスマン帝国の再建 (BftB入り) †
出現条件
その1 NF「イシュ銀行の再統合」を選択
その2 NF「政党の解禁」から始まるイベントでイスラム系民主支持の選択をすると、NF「多党制選挙を実施」でイスラム系民主主義の民主党を勝たせる。
その3 ケマリスト(ケマル主義者)が邪魔なのでディシジョンから弾圧し、イスラム勢力を支援します。
その4 NF「将校の粛清」でケマリストが蜂起します。同時にイベントでオスマン家の帰還を許可します。国名が全主義すべて「アナトリア臨時国」となり、国の色が独立マラヤ(マレー)と似たような、イギリス色(ピンク)を漂白剤につけたような薄いピンクとなる。
その5 NF「スルタンの帰還」でアブデュルメジト2世が元首となる。国名が「オスマン・スルタン国」となり、国の色がkaiserreichのオスマンよりは薄いピンクとなる。
その6 NF「マケドニア・サンジャクを取り戻す」で拡張ディシジョン(その1)が発動する。
その7 NF「没落帝国の再要求」で拡張ディシジョン(その2)が発動する。国名が「オスマン帝国」となり、国の色ブルガリアよりは鮮やかな緑となる。
神聖ローマ帝国の再生 †
この国家形成は必要領土の獲得のほかに以下の手順を踏まないと発生しない。
NF「カイザーの帰還」を完了させる。
▲イザーの返還をオランダが拒否するイベントが発生したら下を選び、ヴィルヘルム3世を即位させる。基本は拒否しないがドイツの師団がオランダより少ないと確率が上がる模様。
ディシジョンで皇位継承法を改定し、女性の継承権を認める。
NF「日陰と同盟」を完了させる。
ゥ妊シジョンで英国の称号の回復を要求する。
Ρ儿颪承認するイベントで上を選ぶとヴィルヘルム二世の末子(長女)のヴィクトリア・ルイーゼ・フォン・プロイセンが特使として先に向かう。そして英国が傍流含めドイツ王室全員を招待するためヒンデンブルク号で向かいます。すると案の定爆発してヴィクトリア以外が断絶しまう。結果的に国家元首がヴィクトリアになる。
Д妊シジョンで神聖ローマ帝国を復古する。
ヴィルヘルム2世を再び即位させようとするもオランダに拒否され肝心の皇帝が本国に居ないという事態になり、ヴィルヘルム3世が代わりに即位。
のイベントで継承法を近代化させたことで女性の皇位継承が可能に。
英国での王立式典に向かう途中ヒンデンブルグ号が爆発し、ヴィルヘルム3世とその一家が死亡。
そこでΔ離ぅ戰鵐箸料択により先んじて英国に出向いていたヴィクトリアだけが助かり、同時に継承権を持つ唯一の王族となった事で彼女が皇帝に…という流れである。
必要領土が多い上、運要素に左右されがちなので非常に難易度が高い。
△離ぅ戰鵐箸脳紊鯀ぶとオランダと戦争するはめになる上、神聖ローマ形成は不可能となってしまう。
(オランダに勝利するとヴィルヘルム2世が帰ってくる)
ゥぅリスからの評価が100必要。
Δ離ぅ戰鵐箸料阿縫劵鵐妊鵐屮襯姐罎爆発していると、ディシジョンで英国の称号の回復を要求が発動できない。
また、誤ってΔ了に下を選んでしまうとヴィクトリア共々王家全員爆死してしまい努力が無駄になる。なおこの場合マッケンゼンが国家元首として返り咲きます。
なお、史実方針をオフにしていると、イギリスがNFの進み方によっては陣営から離脱してしまいい鯀んでも何も起きなくなることがあるが、その場合はイギリスを誘って新たに陣営を作れば問題ない。
なおイベントで「傍流を含むドイツ帝室のほぼ全員が身罷られた」と書かれており、具体的にどこら辺の何人が吹き飛んだとは書かれていない。
もし支流のホーエンツォレルン=ジクマリンゲン家*1も全員参加し吹き飛んだとしよう、さらにヴィクトリアも吹き飛んだと考えた場合、断絶…と考えられるが実はホーエンツォレルン=ジクマリンゲン家に実は確定で生き残りがいる、ルーマニア王室だ。
継承権がどうなっているかは知らないが、2011年5月10日にミハイ1世が放棄するまで関係はあったのだ。つまりルーマニア王兼ドイツ皇帝を見られたかもしれないのだ。息子のミハイに王位を渡して*2田舎のルーマニアを捨てて都会のドイツに行くカロル2世…いやカール(キャロル?)1世が頭に浮かぶ…。息子のミハイ1世はミハイル(マイケル?)1世だろうか。なんにせよ正史はこの吹き飛んだ世界のマッケンゼンのみが知るだろう。
カルマル同盟の再興(スカンディナヴィア) †
国旗の元ネタは1397年にデンマーク・ノルウェー・スウェーデンの3王国間で締結された同盟。ただし国名はスカンディナヴィア半島から名前が取られている。
北欧統一宣言(北欧評議会) †
国名及び国旗の元ネタは、1952年に北欧諸国の政策統一を目指して設立された北欧理事会。
大ドイツ国の宣言 †
なぜかディシジョン画像が神聖ローマ帝国の使いまわしである。
ヒトラーが提唱したゲルマン民族至上主義国家。
なお、この国に変化すると首都名がベルリンからGermaniaに変わる。
またイベントで「ヴェルトクリーク(世界大戦)退役軍人協会」からスターングラードがHindenburgに、レニングラードがLudendorffにするように提案される。断ると安定度-5%。どちらもWW1の英雄である。(なおヒトラーとの関係は劣悪である。)
連邦共和国の再建(中央アメリカ) †
1823年〜1839年という短期間だけ存在した中央アメリカ連邦共和国が元ネタ。
ロンドン条約の破棄(ネーデルラント) †
1815年〜1839年という僅かな期間だけ存在したネーデルラント連合王国が元ネタ。ただし1830年にベルギー独立革命が起きており、同年周辺諸国がこれを認めていたため。ほぼオランダが負けを認めなかっただけである。
バルト諸国の統一 †
元ネタはWW1で起きたロシア革命のゴタゴタで、ドイツの支援の元誕生したバルト連合公国。結局ドイツも負けたため崩壊したが。なおこの場合リトアニアは含まれていない。
ビュザンティオンの復興 (BftB無し) †
かつてこの地域に存在したビザンツ帝国が元ネタ。
形成すると、ギリシャがビザンティウムに名称変更され、首都がイスタンブールに移ったうえでコンスタンティノープルに変更される。
なお、ビュザンティオンとはイスタンブールの旧名である
(コンスタンティノープルより更に前)
なおビザンツ形成を先にやらずとも拡張ディシジョンをできる。
ビュザンティオンの復興 (BftB入り) †
出現条件
その1 ディシジョンから王を軟禁して共和派を勝たせた後にNF「君主主義者へ譲歩」を選択
その2 NF「アナトリアの難民」でEEE(ファシスト団体)を支持
その3 NF「メガリ・イデアの復興」を選択するも失敗
その4 その前後にイベントでファシスト化する、場合によっては内戦を起こす。
その5 NF「ビザンツ式軍管区制」で出現
なおビザンツ形成を先にやらずとも拡張ディシジョンをできる。
ペルシア帝国の再建 †
現在のイラン・アフガニスタン地域に存在した王朝・ペルシアが元ネタ。
ちなみにキュロスとはアケメネス朝ペルシアの初代国王の名である。
ボリバルの遺産の復興(グラン・コロンビア) †
ボリバルとは全南アメリカの英雄にして解放者であるシモン・ボリバルの事である。
グラン・コロンビアの元ネタは昔のコロンビアの国名
(ベネズエラ・エクアドルが独立したため崩壊)
グラナダはその時グラン・コロンビアから独立したヌエバ・グラナダ共和国から。
共和国の再建(ポーランド=リトアニア) †
近世に存在した東欧最強の「共和国」。王国であって共和国でもある。通称コモンウェルス
神聖ローマ帝国やオスマン帝国にも対抗可能なほどの強さを誇ったが徐々に衰退を始め、
最後はプロイセン王国(のちのドイツ)・ロシア帝国・オーストリア帝国により三回の段階を踏み分割されて消滅した。
広義のポーランド分割として、ナポレオン・ボナパルトによって作られたワルシャワ公国をプロイセンとロシア帝国によって分割された事と、Hoi4でよくみるドイツとソ連での分割である。
ポーランドプレイならばリトアニアを併合するのは非常に簡単であるし、
形成直後の領土以外も中核州になるのでかなり有用な国家形成である。
制海国家の再建(マジャパヒト) †
マジャパヒトとはジャワ島北部に存在した王国である。
制海国とは、恐らくマジャパヒト王国がマラッカ王国にマラッカ海峡などの制海権を抑えられ滅亡したことからきている。
ジンバブエ帝国の再建(ムタパ) †
ムタパとはアフリカ南東部に存在した王国である。
なお、大ジンバブエとはそれよりさらに昔にアフリカに存在したと言われる大ジンバブエ王国から取られていると思われる。
ラタナコーシンの伝統の強化(ラッタナコーシン) †
ラッタナコーシンとは島の名であり、現タイ王朝の王宮があるところである。
この王朝は島の名を取ってラッタナコーシン王朝とも呼ばれている。
欧州統一の実現(ヨーロッパ連合) †
EU、と言えば分かるだろう。
一旦民主主義化しないと形成できないので注意。
ドイツの場合NF『ヒトラーへの反抗』を取得前に必要領土を併合し、
民主化ルートで政変すればディシジョン選択可能(ドイツはイデオロギー動揺対処が高いため閣僚による政体変更が事実上不可。NF『ラインラント進駐』を選択すると閣僚で民主化出来ない)。
※イギリスの場合、政体がファシストかつ元首がオズワルド・モズレーである場合のみ、
NF『帝国連邦』を完了することでヨーロッパ連合のディシジョンがアンロックされる。
この場合、国名と国土の色は据え置きである。
併合対象を国家タグによって識別しているため、理論上は北アメリカ自治領(カナダ)、ポリネシア(ニュージーランド)、ムタパ(南アフリカ)を先んじて併合しておくことで初期中核州人口は350Mに達し、HOI4中最大クラスの国家となる。
(単純な中核州人口であれば満州や台湾、各租借地を含む統一中華は490M近い)
なお、ヨーロッパ・コミューンの英語名はEurope Commune であるため略すとECになってしまう
(本来のECはEurope Community(ヨーロッパ共同体)の略)
ローマの野望の実現(ローマ帝国) †
そのまんま、ローマ帝国が元ネタ。
神聖ローマ帝国とは異なりこちらは紀元前にあった大ローマの事を指す。
なお、形成時の政体がファシストだった場合なぜかベニート・ムッソリーニがアウグストゥス・ムッソリーニに改名し、肖像画も月桂冠を被ったものに変わる。
260Mというとんでもない人的資源に加え多数の建設スロットが手に入り、世界を相手に戦うことが出来るが、ローマ帝国完成時には決着がついているであろう。
指導者名が本当に変わってしまうため特定のNFやディシジョンなどにある「イタリアの指導者がベニート・ムッソリーニである」という条件を満たさなくなってしまうので注意。*3
統一ポリネシア †
なぜか国家形成ディシジョンの画像がアラビアの物である。
なお国家形成には珍しく傀儡でも(自治領に限るが)国家形成ができる。
ムーアの復興(アル=アンダルス) †
なぜか国家形成ディシジョンの画像がアラビアの物である。(まあ最終的に勢力圏へ収まるのだが。)
なお国家形成後に首都はイベリア半島のコルドバに遷都する。
レコンキスタでイベリア半島からイスラム勢力が追放された話を授業で聞いたことがあるのではないだろうか?
途中からイスラム帝国(概念)の復活に切り替わっている。
メガリ・イデアの実現(その1)(BftB必須) †
形成後はコンスタンティノープルかテッサロニキに遷都できる。またアンタルヤを保有すると中核化できるディシジョンと民主主義でのみ首相を変えるディシジョン、都市名を変更するディシジョンが出現する。
なおアンタルヤを保有していた段階でディシジョンを発動するとすっ飛ばせる。
メガリ・イデアとは大ギリシャ主義ともいわれる思想、トルコの沿岸部を抑えエーゲ海を支配する。WW1のセーヴル条約による結果で一番近づけたものの、ギリシャでの政変と伊仏の裏切り、ケマルの活躍により失敗した。
出現条件
その1 ディシジョンから王を軟禁して共和派を勝たせた後にNF「君主主義者へ譲歩」を選択
その2 NF「アナトリアの難民」でEEE(ファシスト団体)を拒絶(もしくは支持)
その3 NF「メガリ・イデアの復興」を選択、メガリ・イデアを提案する(その2で支持した場合は失敗するがディシジョンは出現する)
EEE版はよほどの事が無い限りもう一つの選択肢であるビザンツを選ぶだろうが。
メガリ・イデアの実現(その2)(BftB必須) †
形成後はコンスタンティノープルかテッサロニキに遷都できる。またアンタルヤを保有すると中核化できるディシジョンと民主主義でのみ首相を変えるディシジョン、都市名を変更するディシジョンが出現する。
なおアンタルヤを保有していた段階でディシジョンを発動するとすっ飛ばせる。
出現条件1
その1 ファシストルートNF「近代化運動」のイベントでメタクサス首相を続投。
出現条件2
その1 ディシジョンから王を軟禁して共和派を勝たせた後にNF「共産主義に支援を要請」を選択
その2 NF「反ファシズム大戦の準備」を選択(反ソ連ルートです)
マケドニア帝国の再建 †
なぜか国家形成ディシジョンの画像がビザンツの物である。
マケドニア王国(帝国)とはおおまかにギリシャ中心にあった国。アレクサンドロス3世*4による東方遠征で大きく領土を広げた。
これは本作でも再現されておりマケドニア再建にはペルシア帝国の再建で指定されている領土も全て征服する必要がある。
なお、元ユーゴスラビア構成国のマケドニア(現「北マケドニア」)との関係性は名称をあやかってるぐらいしかない。この国名を巡ってギリシャと結構長い間対立していたりする。なお当のギリシャとのつながりもあるかと聞かれれば難しいところがある。
これもまたルートによって少しだけ出現条件が違うことがあるが、領土的には同じ。
出現条件1
その1 NF「支配する権利」ことゲオルギウス2世ルートを選択
その2 ルート最後のNF「地中海の守護者」を選択
出現条件2
その1 ファシストルートNF「近代化運動」のイベントで新首相を選択
その2 NF「新世界秩序の形成」を選択
トゥーラーン帝国の形成(BftB必須) †
ツラン主義の同化の効果「非中核州の人的資源+25% レジスタンス拡大速度-10% 迎合度増加速度+5%」
出現条件
その1 NF「ミサク・ミリー」でルートに入るこのルートを選ぶとたとえ盟主でも陣営から追い出されます。Misak-ı Millîとは雑に解釈するなら、大トルコ主義といったところか。
その2 NF「ツラン主義の野望」で出現。
その3 NF「マジャル人の討伐」拡張ディシジョンその1が出現する。
その4 NF「チン・トゥルクレリ」拡張ディシジョンその2が出現する。
その5 NF「フィン=ウゴルの戴冠」で拡張ディシジョンその3が出現する。
なお上を見れば分かるが要求部分に対して中核州の部分は少ない。「そんな急に自国民になるわけねぇだろ」と急に現実に戻してくる(それでも中核化する地域はあるが)。ビザンツや(神聖)ローマ帝国は許されるだが…。
国旗の元ネタはテュルク諸語を公用語とする国家により構成される国際組織である「テュルク評議会」から来ている。
国家形成の元ネタは汎テュルク主義というテュルク系民族をまとめる主義。
コメント †
AD